強迫性障害の症例と治療法3

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強迫性障害の症例と治療法3

強迫性障害の原因としては、

脳の機能障害が関連していると考えられています。

前頭前野や帯状回などの複数の要因が関連しておきるといわれていますが

完全な原因は分かっていません。

患者の共通点として几帳面だったり、

きまじめな性格が元になるといわれていることも多かったため、

心因性神経症ともいわれていました。

しかし近年では脳内のセロトニンなどの神経伝達物質のバランスに異常が見られることが分かり、

脳内の科学的働きの不具合と心理的要因や体質などが関係していると考えられています。

治療法としての行動療法では患者の不安や不快感が発生する状況に意図的にさらしたり、

不安や不快を低減する強迫行為をとらせない行動療法があり、

薬物療法導入後に行われることもあります。

薬物による治療法としては、セロトニン系に作用する抗うつ剤は、

強迫観念を抑えることが知られています。

ただし、この論理は一般論であって

薬物療法に改善が見られるどころか、かえって悪化するケースがあります

SSRIは、鬱を治す薬ではなく

あくまで、脳を刺激して興奮させる作用のある薬剤なので

衝動性が増してしまったり、命を粗末にしてしまうケースもあります。

ですので、SSRIでの治療は慎重に行うべきです。

詳しく知りたい方はプロザックの歴史を調べてみてください。

1974年にリリー社の研究所で「物質110140」と言うものが発見され

この当時、セロトニン仮説が盛んになってきたなどで

製薬会社が主となり、またFDAの審査の隙間をついて

認証へと向かった経緯もあるお薬です。

そもそも、脳内の数億とも言われるシステムに、セロトニンに利く薬だけで

強迫、うつ、摂食障害などのたくさんの症状を

魔法のように、呑むだけで簡単に治療できそうに思えますか?

「飲むだけで簡単にダイエット」の商品がたくさんあって

雑誌にもちょくちょく紹介されますが

もしも、正攻法があるのなら

「今週は、ABCダイエットで来週からはダイエットのお茶にしよう。」

と、いった文章は出ないはずですよね?

なぜって?

ソレは、最初に報じた「ABCダイエット」が効かなかったことを意味するので...

同様に、SSRIもナニにでも応用できると過信せず

医師側も、製薬会社の謳っている効能よりも

患者個々人の体質、生育暦、食生活に視点を置くことが大事といえます。