お笑い界に新星が現れました。その名も友田オレ。現役早稲田大学生でありながら、ピン芸人として活躍する彼の魅力とは一体何なのでしょうか。
「友田オレって誰?」「本当に面白いの?」そんな疑問を抱いている方も多いはず。この記事では、友田オレの素顔に迫ります。本名や学歴はもちろん、独特のネタの魅力や、芸人としての今後の展望まで、詳しくお伝えします。
R-1グランプリ2025のファイナリストにも選ばれた友田オレ。果たして彼は本当に面白いのか、それとも単なる一発屋なのか。一緒に見ていきましょう。
友田オレのプロフィール
本名や出身地は?
友田オレの本名は松延。下の名前は明かされていません。2001年7月20日生まれの23歳。福岡県出身です。
身長は179cm。高身長なのに、どこか儚げな雰囲気を醸し出しているのが特徴的です。
芸名の由来は特に深い意味はないそうです。大学の教授に「友田」さんがいて、そこから取ったとか。「共倒れ」と読み方が同じで縁起が悪そうですが、覚えてもらいやすいからラッキーだと本人は考えているようです。
学歴と芸歴
友田オレの学歴は、かなりのハイスペック。福岡県の進学校である久留米大学附設高等学校を卒業後、早稲田大学文化構想学部に進学しました。
高校時代はサッカー部に所属していましたが、文化祭で漫才を披露したことがきっかけで、お笑いの道を志すようになります。
早稲田大学では、お笑いサークル「LUDO(ルード)」に所属。このサークルは、ハナコの岡部大やラパルフェの都留拓也など、多くの人気芸人を輩出している名門です。
友田オレの芸歴は意外と浅く、ピン芸人としてデビューしてからまだ2年ほど。しかし、その短期間で急激な成長を遂げています。
所属事務所と活動状況
友田オレは現在、GATE株式会社に所属しています。この事務所には、ベッキーやハリセンボンなど、人気タレントが多数在籍しています。
活動状況は非常に活発で、テレビ番組への出演も増えてきました。2022年6月には日本テレビ系「スッキリ」でテレビ初出演を果たしています。
また、YouTubeチャンネルも開設しており、ネタ動画を定期的に投稿しています。チャンネル登録者数も着実に増加中です。
友田オレの代表的なネタ
「どうにかできたはず」の魅力
友田オレの代表的なネタといえば、「どうにかできたはず」でしょう。このネタは、世の中にあふれる「どうにかできなかったのか」と思わずツッコミを入れたくなる事象を集めた歌ネタです。
独特のメロディーと、シュールな歌詞が特徴的。一度聴いたら頭から離れない、中毒性の高いネタです。
「どうにかできたは~ず」というフレーズを繰り返しながら、次々と繰り出されるシュールな状況に、観客は笑いが止まりません。
例えば、「カラオケで歌う曲を決められなくて、結局『どうにかできたはず』を歌った」というフレーズがあります。これは、まさに「どうにかできたはず」というネタ自体を自虐的に表現しており、メタ的な笑いを生み出しています。
その他の印象的なネタ
友田オレには他にも印象的なネタがあります。「私の彼は左利き」というネタは、YouTubeで再生回数10万回を突破する人気作となりました。
このネタは、歌手・麻丘めぐみのヒット曲のメロディーに乗せて、左利きの彼氏の特徴を面白おかしく歌い上げるものです。「左利きあるある」を絶妙なバランスで織り交ぜながら、最後には意外な展開が待っています。
また、「好きな人が言っていたら少し嫌かもしれない音頭」というネタも、若者を中心に人気です。恋愛感情と嫌悪感の微妙なバランスを、コミカルに表現しています。
友田オレのネタの特徴は、歌とフリップを組み合わせた独自のスタイルにあります。歌唱力の高さと、シュールなイラストが相まって、独特の世界観を作り出しています。
R-1グランプリ2025での活躍
ファイナリスト進出の経緯
友田オレは、R-1グランプリ2025でファイナリストに選ばれました。これは、彼の芸人としての実力が認められた証といえるでしょう。
R-1グランプリは、ピン芸人の頂点を決める大会です。毎年、数千人の芸人が参加する中、ファイナリストに選ばれるのは9人だけ。その狭き門を、友田オレは見事くぐり抜けました。
予選では、「どうにかできたはず」のネタで審査員を笑わせ、準々決勝、準決勝と勝ち進みました。ファイナリスト発表後、Xでは「#友田オレ」「#R1グランプリ」がトレンド入りするなど、注目度の高さがうかがえます。
3月8日決勝戦への意気込み
3月8日に行われる決勝戦。友田オレは、どんな気持ちで臨むのでしょうか。
「幅広い世代に愛される芸人になりたい」という彼の言葉からは、決勝戦への並々ならぬ意気込みが感じられます。
また、「大学生であること」を武器に、若さと知性を兼ね備えたネタで勝負したいとも語っています。早稲田大学で学んだ知識や、サークル活動で培った経験を、どのようにネタに活かすのか。その点も注目です。
決勝戦では、4分間のネタを披露することになります。短い時間の中で、いかに観客と審査員を笑わせ、感動させられるか。友田オレの真価が問われる瞬間となりそうです。
友田オレは本当に面白くない?
ネットの評判
友田オレに対するネットの評判は、概ね好意的です。特に若い世代を中心に、熱狂的なファンが増えています。
Xでは、「友田オレくんの歌ネタもっと見たい」「友田オレさん大好き」といった声が多数寄せられています。また、「昨日の友田オレくんの歌がずっと頭の中で流れてる。音源欲しい。」という声もあり、その中毒性の高さがうかがえます。
YouTubeのコメント欄でも、「斜め上を来る面白さ」「歌がうますぎる」など、絶賛の声が並んでいます。
一方で、「つまらない」という意見も、皆無ではありません。しかし、そういった否定的な意見は少数派で、大多数の人々は友田オレの才能を認めているようです。
芸人仲間からの評価
芸人仲間からの評価も、非常に高いものがあります。
「ABCお笑いグランプリ」の審査員を務めた芸人からは、「全部のフリップが面白い」「1年目とは思えない」といった高評価を得ています。
また、友田オレが憧れているという芸人・かもめんたるの岩崎う大からは、「オーソドックスな漫才」という評価を受けました。これに対し友田オレは「見透かされたな」と悔しがりつつも、さらなる進化を誓っています。
ベテラン芸人たちからも、その才能を認められているというのは、友田オレの実力の証といえるでしょう。
今後の展望
目指す芸人像
友田オレが目指す芸人像は、「枠にとらわれない芸人」だそうです。
コント番組への出演や、バラエティ番組でのリポーターなど、多方面での活躍を視野に入れています。特に、NHKの人気コント番組「LIFE!」への出演を夢見ているとか。
また、「大食い番組」への出演も目標の一つだそうです。自身を「かなりの大食い」と自負しており、若いうちに挑戦したいと語っています。
友田オレの目標は、単にお笑いの世界で成功することだけではありません。多様な才能を活かし、エンターテインメント界全体で活躍することを目指しているようです。
新たな挑戦
友田オレは、常に新しいことに挑戦し続けています。
最近では、ピン芸人としての活動だけでなく、コンビでの活動も始めました。「Let Me Show You THE まごころ」というコンビ名で、M-1グランプリにも出場しています。
また、YouTubeでの活動にも力を入れています。ネタ動画だけでなく、日常の様子を垣間見せる動画なども投稿し、ファンとの距離を縮める努力をしています。
さらに、大学での学びを活かした新しいネタ作りにも挑戦中だとか。文化人類学を専攻している友田オレが、どんな斬新なネタを生み出すのか。今後の展開が楽しみです。
まとめ
友田オレは、確かに面白い芸人です。独特の世界観と高い歌唱力、そして早稲田大学生ならではの知性を武器に、着実にファンを増やしています。
R-1グランプリ2025の決勝戦での活躍が期待される友田オレ。彼の今後の成長と活躍に、ますます目が離せなくなりそうです。