XSERVERでNextcloudを導入する手順(画像付き)

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☁️【完全ガイド】

XSERVERでNextcloudを導入する手順(画像付き)


💡はじめに

DropboxやGoogle Driveのように使える「Nextcloud(ネクストクラウド)」。
自分のサーバ上で動かすことで、データを海外クラウドに預けずにすみます。
XSERVERの共有レンタルサーバ(月990円〜)でも問題なく動作します。

この記事では、初心者でも10〜15分でできる
Nextcloud導入の手順を画像付きで解説します。


🧭 手順①:サブドメインを作成する

Nextcloud専用のアドレスを作ります。
(例:cloud.あなたのドメイン.com

  1. XSERVERの「サーバーパネル」にログイン
  2. 「ドメイン」→「サブドメイン設定」を開く
  3. 「サブドメイン追加」から
     → サブドメイン名に「cloud」などを入力
     → 「確認画面へ進む」→「追加する」をクリック

追加後、5分ほどで反映されます。

📸 画像例:サブドメイン設定画面(cloud.yourdomain.com)


🧱 手順②:MySQLデータベースを作成する

Nextcloudのデータ(ユーザー情報など)を保存するために、
MySQLというデータベースを作ります。

  1. 「サーバーパネル」→「MySQL設定」を開く
  2. 「MySQL追加」をクリック
  3. 任意のデータベース名(例:nextcloud_db)を入力して作成
  4. 続いて「MySQLユーザー追加」でユーザー名とパスワードを設定
  5. 「アクセス権設定」で、先ほどのデータベースとユーザーを紐づけます

📸 画像例:MySQL設定画面(nextcloud_db)


📂 手順③:Nextcloudをアップロードする

ここから、Nextcloud本体をサーバに設置します。

  1. Nextcloud公式サイト にアクセス
  2. 「Web installer」欄にある setup-nextcloud.php をダウンロード
  3. XSERVERの「ファイルマネージャー」から、
     サブドメイン用フォルダ(例:cloud.yourdomain.com/public_html/)を開く
  4. そこに setup-nextcloud.php をアップロード

📸 画像例:ファイルマネージャーにsetup-nextcloud.phpをアップロードした画面


🌐 手順④:ブラウザでインストーラーを実行

  1. ブラウザで https://cloud.あなたのドメイン.com/setup-nextcloud.php にアクセス
  2. 「Next」ボタンを押すだけで自動的にNextcloudをダウンロード&展開します
  3. 展開後、「Admin account」を作成します
     → ユーザー名とパスワードを入力
     → データベース設定画面で先ほどのMySQL情報を入力
     (例:データベース名・ユーザー名・パスワード)
  4. 「Finish setup」をクリックすると、インストール完了!

📸 画像例:Nextcloudのセットアップウィザード画面


🚀 手順⑤:ログインして使い始める

初回ログインすると、Nextcloudのホーム画面が開きます。
ここからファイルのアップロード、カレンダー登録、チャット、
ビデオ通話(Talk)などがすぐ使えます。

📸 画像例:Nextcloudのホーム画面(日本語UI)


🔧 補足:便利な初期設定

導入後にやっておくと便利な設定も紹介します。

  • 「アプリ」から Talk・Calendar・Deck・Mail などを追加
  • 「設定」→「基本設定」でメールアドレスを登録
  • 「ユーザー」メニューで家族や仲間を追加して共有

これだけで、Dropbox/LINE/Zoomのような環境が完成します。


✅ まとめ

  • XSERVER共有サーバでもNextcloudは動作可能
  • 導入は「サブドメイン作成 → DB設定 → setup-nextcloud.php実行」の3ステップ
  • コストは月990円前後で、完全に自分のクラウドを持てる
  • データはすべて日本国内サーバに保存

🌏 「自分のデータを、自分のサーバで守る」
その第一歩が、Nextcloud導入です。

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