年末から正月にかけて、多くの人で賑わう『初詣』。
数多くある神社・お寺の中でも、東京都にある『東京大神宮』は、“東京五社”の1つとして、毎年多くの参拝客が訪れる人気の神社です。
そんな東京大神宮の初詣について、「夜は何時まで参拝可能か」「ご利益は?」「混雑予想は?」といった疑問がある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
・東京大神宮初詣2026|夜は何時まで参拝可能?
・東京大神宮初詣2026|ご利益
・東京大神宮初詣2026|混雑予想
について、最新の公開情報や過去の傾向をもとにわかりやすく紹介していきます。
この記事を読んで、東京大神宮初詣2026の計画づくりに役立ててくださいね。
東京大神宮初詣2026|夜は何時まで参拝可能?
東京大神宮の通常の開門時間は『6:00~21:00』と案内されています。
初詣期間(年末年始)の参拝時間については、各種初詣ガイド・直近の情報を総合すると、2025〜2026年シーズンもおおむね次のスケジュールが目安とされています。
【参拝可能時間(目安)】
・大晦日(12月31日)
6:00~21:00 ※いったん閉門
その後 23:00頃に再開門(年越し参拝の入場開始)
・元旦(1月1日)
0:00~21:00
・1月2日・3日
6:00~21:00
・1月4日以降
6:00~21:00(通常通り)
大晦日は21時に一度閉門し、23時頃から再度開門しますが、実際に鳥居をくぐっての参拝は年明け後の1月1日0時からとなります。
また、通常期のお守り授与は「8:00~19:00」で、元旦のみお参り・お守り授与とも0:00から行われると案内されているため、授与所の時間帯は参拝時間と微妙に異なる場合がある点にも注意しておきましょう。
なお、12月31日には一年の罪穢れを祓う『大祓(年越の大祓)』が午後に執り行われます。例年、12月31日15時頃からの斎行が多いため、参加を考えている方は事前にスケジュールをチェックしておきましょう。
年末年始の詳しい参拝時間や行事予定は毎年少しずつ変わる可能性があるため、必ず直前に東京大神宮の公式サイトで最新情報を確認してからお出かけください。
東京大神宮初詣2026|ご利益
東京大神宮といえば、やはり『縁結び』『良縁』のご利益で知られています。
その理由は、東京大神宮にお祀りされている御祭神にあります。
・天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
伊勢神宮 内宮の御祭神。日本国民の総氏神。
・豊受大神(とようけのおおかみ)
伊勢神宮 外宮の御祭神。農業・諸産業・衣食住の守護神。
・造化の三神(ぞうかのさんしん)
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
神産巣日神(かみむすびのかみ)
…天地万物の生成と“結び”を司る神々。
・倭比賣命(やまとひめのみこと)
天照皇大神にお仕えし、その御心を人々に伝えた「御杖代」の神。聡明で気高い女神として知られる。
このように、伊勢の神々に加え、「結び」の働きを司る造化の三神があわせ祀られていることから、東京大神宮は縁結び・良縁祈願の神社として広く知られ、“東京のお伊勢さま”とも呼ばれています。
実際にSNSなどでは、「東京大神宮で参拝したら恋愛が成就した」「その後結婚できた」といった体験談も多く、恋愛成就のパワースポットとしても高い人気を集めています。
さらに、倭比賣命は「内面の美しさ」「品位」「心の在り方」に深く関わる女神とされることから、内面の美・人間関係の調和・心身の健康といったご利益も期待されています。
縁結びや健康運のほか、東京大神宮では次のような御神徳も案内されています。
・開運
・家内安全
・商売繁盛
・厄除開運
・交通安全
・学業成就
・心結び(心のご縁・人間関係運など)
東京大神宮では、ご利益にあわせた御守や授与品が40種類以上用意されていると紹介されており、縁結び守・恋愛成就守・学業守など多彩なお守りが人気です。詳細は公式サイトの御守紹介ページから確認できます。
初詣の参拝後に、ご自身の願い事に合ったお守りや授与品をいただいてみるのもおすすめですよ。
東京大神宮初詣2026|混雑予想
東京大神宮初詣2026の混雑状況は、過去の人出の規模と時間帯別の傾向からある程度予想できます。
各種情報を総合すると、東京大神宮の初詣では、大晦日~三が日でおよそ4〜5万人規模の参拝客が訪れるとされています。
明治神宮のような数十万〜百万人単位と比べると規模は小さいものの、東京大神宮は境内がコンパクトなため、参拝者数の割に待ち時間が長くなりがちで、JR飯田橋駅付近まで行列が伸び、最大2〜3時間待ちになることもあるといわれています。
特に混雑が予想される時間帯は、次のとおりです。
・元旦(1月1日) 深夜0時〜3〜4時頃
・元旦の日中(10〜16時頃、とくに昼12時前後)
・1月2日・3日の日中(9〜14時頃)
元旦の深夜0時〜3時頃にかけては、年越し参拝(いわゆる「二年参り」)に加え、赤福・樽酒・おしるこなどのおふるまいを目当てに訪れる参拝者も多く、行列が長くなりやすい時間帯です。
また、東京大神宮の初詣では、屋台の出店は基本的に行われない代わりに、赤福やおしるこ、樽酒などのおふるまいが行われる年が多く、こちらの列もかなりの人気です。ただし、感染症流行時などには中止となった年もあるため、2026年の実施有無は事前に確認しておきましょう。
東京大神宮の初詣参拝者数は正月三が日で約4〜5万人程度とされていますが、境内へ向かう参道が限られているため、JR飯田橋駅西口〜大神宮前までびっしりと行列が伸びることもあり、2〜3時間待ちを覚悟したほうがよい時間帯もあります。
さらに、三が日の各日、先着1000名に配布される「ミニ干支絵馬」も人気のイベントです。2025年は「1月1〜3日の各日、時間内にお神札やお守りを受けた参拝者 先着1000名」にミニ干支絵馬が授与されると案内されており、2026年も同様の企画が予定されています。
2025年の案内では、三が日の各日「午前8時〜10時にお神札やお守りを受け取った先着1000名」にミニ干支絵馬が配布されるとされています。この時間帯を狙う場合は、授与所付近がかなり混雑することも想定しておきましょう。
一方で、過去の待ち時間データや混雑レポートから見ると、比較的空いている時間帯の傾向は次のとおりです。
【比較的参拝しやすいとされる時間帯の目安】
・元旦:4時~7時頃(深夜ピーク明け)
・元旦:20時以降~閉門まで
・1月2日・3日:6時~9時頃/17時以降
・1月4日以降の平日:日中でも待ち時間が短め
混雑を避けてゆっくり参拝したい方は、1月2日・3日の午前9時前や夕方〜夜19時以降、あるいは1月4日以降の平日を狙うのがおすすめです。
なお、過去には新型コロナウイルス感染症の影響で、参拝方法や行列の作り方、おふるまい企画が変更されたこともあります。2026年シーズンも、最新の感染症対策や運営方針については公式サイトで必ず確認してからお出かけください。
まとめ
今回は、東京大神宮初詣2026の『夜は何時まで参拝可能か』『ご利益は?』『混雑予想は?』についてお伝えしました。
ポイントをまとめると、
・初詣期間の参拝時間は、例年
元旦:0:00~21:00、2日・3日:6:00~21:00(大晦日は21時に一度閉門し、23時頃再開門)
・御祭神は天照皇大神・豊受大神・造化の三神・倭比賣命などで、「縁結び」「良縁」「心結び」のご利益が特に有名
・初詣の人出は大晦日〜三が日で4〜5万人規模とされ、
元旦0〜3時・三が日の日中(9〜14時頃)は最大2〜3時間待ちになることも
・三が日には、赤福・樽酒・おしるこなどのおふるまいや、ミニ干支絵馬(各日先着1000名)の配布が行われる年もある
・混雑を避けるなら、元旦4〜7時・20時以降、2日・3日の朝早い時間帯や1月4日以降の平日がおすすめ
この記事を参考に、時間帯や混雑状況をイメージしながら、ご自身に合った参拝プランを立ててみてください。
2026年の初詣が、あなたにとって良いご縁と新しいスタートにつながる、素敵な時間になりますように。
参考情報(主要ソース)
・東京大神宮公式サイト(御祭神・ご利益・行事案内・参拝案内)
・東京大神宮の初詣はどれくらい混む?2025〜26混雑ピークと待ち時間の目安
・東京大神宮の初詣2025参拝時間と混雑状況・おふるまい・ミニ干支絵馬情報

