WordPressを使っていろんなものを作ってみる

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WordPressを入れたら、まず「ブログを書こう」と思いがちですが、せっかくサーバーとデータベースとPHP環境がそろっているなら、もっと遊ばないともったいない…!
というわけで今日は、

「WordPressを使っていろんなものを作ってみる」

というテーマで、実際に僕がやっている例をざっと紹介してみます。


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WordPressは「ブログ」じゃなくて「自分専用Webサービス工場」

レンタルサーバーにWordPressを入れておくと、

  • 管理画面で項目をポチポチ設定できる
  • 既存テーマに乗っかれば、見た目の調整は最低限でOK
  • REST APIも標準装備なので、外部アプリからも叩ける

という、なかなか強力な「プラットフォーム」になります。
ここにちょっとしたPHPを書いたり、プラグインを足していくと、ブログ以外にもいろいろ作れるようになります。


例①:自前の短縮URLサービスを作る

まずは一番わかりやすい例として短縮URL

X(Twitter)やLINEにURLを貼るとき、
https://www.forex.yokohama/s/kabu2/
のような、自分のドメインの短縮URLにしておくと

  • 「このリンクは自分のサイト経由だ」と一目でわかる
  • クリック数をWordPress管理画面で確認できる
  • 転送先を後から差し替えることもできる

といったメリットがあります。

やっていることはシンプルで、

  1. 管理画面で「転送先URL(必須)」を入力
  2. スラッグ(例:kabu2)を決める
  3. WordPressが自動で短縮URLを生成
  4. アクセスが来たら指定先URLへリダイレクト

というだけ。
市販・無料の短縮URLプラグインを入れてもいいし、PHPを書けるなら自作も十分可能です。

「URL短縮サービスを自分のドメインで持つ」というだけでも、ちょっとしたサービス運営者気分が味わえます。


例②:FXコピートレード用の「ホストサーバー」にする

もう少し踏み込んだ例がFXコピートレード用ホスト

WordPress側に

  • APIキー
  • マスターアカウントID

を設定しておき、
MT4のEAからは

  • マスターEA → WordPressのREST API(Push URL)に約定情報を送信
  • スレーブEA → WordPressのREST API(Pull URL)からシグナルを取得

という流れで通信させます。

WordPress側から見ると、

  • MT4から送られてきたデータを受け取ってDBに保存
  • 認証(APIキー)が合っているかチェック
  • スレーブからの問い合わせに応じて、最新シグナルをJSONで返す

といった、シンプルなWeb APIサーバーになっているだけです。

「ブログシステムのWordPressが、いつの間にかFXコピートレードのハブになっている」というのが、個人的にはすごく面白いところ。
レンタルサーバー+WordPressだけで、専用VPSや難しいフレームワークなしに、自前のコピーサーバーが立ってしまうイメージです。


例③:AI予測やマーケットデータのブリッジにする

さらに応用すると、WordPressを

  • AIの予測結果を受け取る窓口
  • EAに渡すための「マーケットデータ置き場」
  • 成績ログ・バックテスト結果のビューア

として使うこともできます。

たとえば、

  1. 外部のPythonスクリプトやGPTから「シグナルJSON」をWordPressにPOST
  2. WordPressのプラグインがそれをDBに保存
  3. MT4 EAがそのJSONをPullして売買に利用
  4. 実際のトレード履歴もまたWordPressに保存→管理画面でグラフ表示

…というように、
AI ⇔ WordPress ⇔ MT4
という三角形の真ん中にWordPressを置いておくと、すべてブラウザから確認できるダッシュボードになります。

ブログ記事としても、

  • 「今日のAIシグナルまとめ」
  • 「この一週間のEA成績レポート」

のような投稿を自動生成したりもできるので、トレードとコンテンツ配信が一体化していきます。

まとめ:WordPressは「遊べる実験場」

WordPress=「ただの記事投稿ツール」と思われがちですが、

  • 短縮URLサービス
  • FXコピートレードのホストサーバー
  • AI予測とMT4をつなぐブリッジ

など、ちょっとしたアイデアを形にする実験場としてもかなり優秀です。

  • レンタルサーバー代はすでに払っている
  • SSLも簡単に有効化できる
  • 管理画面は慣れたUI

この環境を、ブログだけで終わらせるのはもったいない。
「これ、WordPressで作れないかな?」と一度考えてみると、作れるものの幅が一気に広がります。

これからも、
「WordPressを使ってどこまで遊べるか」
というテーマで、短縮URLやFX用プラグイン、AI連携などをどんどん試していく予定です。

同じようにサーバーとWordPressを持っている人は、ぜひブログだけじゃない使い方も、いろいろ実験してみると楽しいですよ。

次に作りたいもの

  • トラフィックエクスチェンジ
  • スクレイピング
  • MyFXbookのようなFXの成績公開
  • NextCloud連携

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