三福エンターテイメントといえば、独特の雰囲気を醸し出す芸人として知られています。その魅力的な容姿や謎めいた雰囲気から、「イケメン芸人」としても注目を集めているんです。でも、彼の魅力はルックスだけじゃありません。学歴や芸人としての実力も気になりますよね。今回は、三福エンターテイメントの素顔に迫ります。イケメンぶりや学歴、芸人としての活躍まで、幅広くご紹介しましょう。
三福エンターテイメントのプロフィール
基本情報
三福エンターテイメントは、1983年1月19日生まれの42歳。本名は三福英敬(みふく ひでたか)といいます。鹿児島県指宿市出身で、身長は182cmとモデル並みの高身長。血液型はA型です。
芸名の由来は本名からきているんですね。「エンターテイメント」という長い芸名は、彼の個性的なキャラクターをよく表しています。
特技は演歌とかつお節の知識。実は、三福さんの実家は鹿児島で鰹節工場を営んでいるんです。そのため、2012年には出身地の山川水産加工業協同組合から「かつおぶし大使」に任命されました。芸人でありながら、地元の特産品PRにも一役買っているんですね。
趣味は映画鑑賞、カラオケ、漫画喫茶、腕相撲と多彩。4人兄弟の長男で、家族思いの一面もあるそうです。
イケメンと言われる理由
三福エンターテイメントがイケメンだと注目されるようになったのは、M-1グランプリ2024の準決勝でのこと。決勝進出者発表の際、カメラに大きく映し出された三福さんの姿に、視聴者からツイートが殺到したんです。
「色気がすごい」「かっこいい」といった声が相次ぎ、Xのトレンド入りを果たすほどの反響がありました。その魅力は、西島秀俊さんに似ているという声も。確かに、凛とした表情や知的な雰囲気は西島さんを彷彿とさせますね。
三福さんの魅力は、端正な顔立ちだけでなく、独特の雰囲気にもあります。低くよく通る声や、落ち着いた佇まいは、芸人というよりも俳優のよう。「只者ではないオーラ」を放っているんです。
さらに、三福さん自身もナルシストな一面があるそう。自信に満ちた態度が、かえって魅力的に映るのかもしれません。
三福エンターテイメントの学歴
出身大学
三福エンターテイメントの最終学歴は、明治学院大学文学部芸術学科映像専攻科卒業です。都内の有名私立大学で映像を学んでいたんですね。
大学時代は演劇研究会に所属していましたが、わずか3ヶ月で退部したそう。なんでも、「合わなくて文化祭を迎える前にサークルから破門された」んだとか。演劇への情熱は強かったものの、既存の枠にはまらない個性の持ち主だったのかもしれません。
実は、同じ大学に女優の石田ゆり子さんの妹で女優の石出奈々子さんも在籍していました。同学年だったそうですが、当時は面識がなかったそうです。芸能界って狭いものですね。
高校や中学の情報
高校は鹿児島県立指宿高等学校に通っていました。ここでも演劇部に所属し、「指高の三福」と呼ばれるほどの存在感を放っていたそうです。高校時代から、人を惹きつける何かを持っていたんでしょうね。
中学校は指宿市立山川中学校だったと推測されています。中学時代は丸坊主姿で過ごし、サッカー部に所属していたそう。スポーツマンだった一面も意外ですね。
小学校は指宿市立山川小学校だったと思われます。初恋は小学2年生の時だったそうで、幼い頃から恋多き人生を歩んでいたのかもしれません。
三福さんの学生時代を振り返ると、鹿児島の自然豊かな環境で育ちながら、演劇や映像表現など幅広い経験を積んできたことがわかります。この多彩な経験が、現在の独特な芸風につながっているのかもしれませんね。
芸人としての経歴
ピン芸人時代
三福エンターテイメントの芸人としてのキャリアは、ピン芸人「三福ジャガー」として始まりました。当時はオフィス★怪人社に所属していました。
2007年には、お笑い養成所であるスクールJCAの16期生として入学。ここで本格的にお笑いの勉強を始めたんですね。
「今夜も星が綺麗」結成
2008年、スクールJCA卒業後は「ザンゼンジ」というコンビを結成。2010年にはプロダクション人力舎に移籍し、本格的に活動を開始しました。
しかし、2015年12月19日にザンゼンジは解散。2016年からは再びピン芸人として活動を始めます。
その後、2018年にはわっしょい中村さんと「zero」というユニットを結成。2018年と2019年のM-1グランプリに出場し、2回戦まで進出しています。
2020年には、ヒロ・オクムラさんと「今夜も星が綺麗」というユニットを結成。このユニットで、2021年のM-1グランプリでは3回戦に進出。2024年には準決勝まで進出するという快挙を成し遂げました。
さらに、2021年にはムラムラタムラさんと「ノイズ オブ ギャラクシー」というユニットも結成。同年のキングオブコントで2回戦に進出しています。
三福さんの芸人としての経歴を見ると、常に新しい挑戦を続けていることがわかります。ピン芸人、コンビ、ユニットと、さまざまな形態で活動し、その都度成長を遂げているんですね。
賞レースの戦績
M-1グランプリでの成績
三福エンターテイメントのM-1グランプリでの戦績は、年々上昇しています。
2018年と2019年は、わっしょい中村さんとのユニット「zero」として2回戦まで進出。
2021年からは、ヒロ・オクムラさんとのユニット「今夜も星が綺麗」として出場。2021年は3回戦進出、2022年は2回戦進出、2023年は再び3回戦進出と着実に実力をつけていきました。
そして2024年、ついに準決勝まで進出。惜しくも決勝には進めませんでしたが、三福さんの実力が認められた瞬間でした。
その他の賞レース実績
M-1グランプリ以外にも、三福さんは数々の賞レースで実績を残しています。
2016年には、千葉テレビの「白黒アンジャッシュ白黒-1グランプリ2016」で初代チャンピオンに輝きました。
R-1ぐらんぷりには2016年から2018年まで3年連続で出場。2018年には3回戦まで進出しています。
2017年には「第一回お笑い紙芝居グランプリ」の決勝に進出。多彩な才能を発揮しています。
キングオブコントにも挑戦し、2021年には「ノイズ オブ ギャラクシー」として2回戦まで進出しました。
これらの戦績を見ると、三福さんが様々な形式のお笑いに挑戦し、着実に実力をつけていることがわかります。ピン芸人としても、ユニットとしても、常に進化を続けているんですね。
三福エンターテイメントの魅力
独特の芸風
三福エンターテイメントの魅力といえば、何と言ってもその独特の芸風です。
特に注目されているのが、自作の白い「壁」を使ったネタ。コンビ解散後、この「壁」を第2の相棒として、”SHOW”と称した漫談を披露しています。
オリジナルの不気味な音に合わせながら、落ち着いた低い声で笑いを誘う。その姿は、まるで現代アートのパフォーマンスのよう。
代表的な壁ネタには、「壁メンタリズム」と「壁イリュージョン」があります。「壁メンタリズム」は、壁を用いながら人の心を読み取るネタ。「壁イリュージョン」は、奇術的な動きで観客を魅了します。
他にも「壁で自己紹介」「壁ストラックアウト」「壁クイズ」「壁学習」など、壁を使ったネタのバリエーションは豊富。時には沈黙が続くこともありますが、鋼のメンタルでやり通す姿に、観客は引き込まれていくんです。
この独特の芸風は、「大人のお笑い」と呼ばれることも。「大声を出さない」「大袈裟なアクションもしない」というコンセプトで、静かに笑いを追求しています。
2022年には、おせつさん、ファラオさんと共に「大人のお笑いコントの会」を開催。間(ま)を重視したコントや、前衛的な笑いの形に挑戦しました。
三福さんの芸風は、従来のお笑いの概念を覆すもの。笑いの新しい可能性を追求し続けている姿に、多くのファンが魅了されているんです。
声の魅力
三福エンターテイメントの魅力の一つに、その声があります。
低音でよく通る、いわゆる「良い声」の持ち主。その声質は、ライブでも大きな武器になっています。影マイク(舞台袖からのナレーション)を担当することも多いんです。
この魅力的な声を生かして、テレビ番組等のナレーターとしても活躍。2022年10月からは、フジテレビ系列の人気バラエティ番組「7.2 新しい別の窓」のナレーションを担当しています。
声の魅力は、彼の芸風とも相まって独特の雰囲気を作り出しています。落ち着いた低音ボイスで繰り広げられる「壁」ネタは、まるで催眠術にかけられているかのよう。観客を不思議な世界へと誘います。
三福さんの声は、彼の個性的な芸風を支える重要な要素。お笑いの枠を超えて、多方面で活躍できる可能性を秘めているんです。
まとめ
三福エンターテイメントは、イケメンで声も良く、独特の芸風を持つ魅力的な芸人です。明治学院大学出身という高学歴で、M-1グランプリでも着実に実力をつけています。「壁」を使った独創的なネタや、大人のお笑いへの挑戦など、常に新しい笑いを追求し続ける姿勢が印象的です。これからの活躍がますます楽しみな芸人の一人といえるでしょう。