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一般的なアンガーマネジメントでは物足りない|怒りを抱えている方へのヒント

メンタル
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怒りの3原則とは?

怒りの爆発には様々な要因がありますが、一般的には「怒りの3原則」と呼ばれる基本的な原則が存在します。これは、怒りを感じる際に共通して働くメカニズムを指します。具体的には以下の3つの原則です。

  1. 損失(自分が損をする、辛くなる刺激)
    • 例えば、あおり運転の加害者の場合、自分が不意に邪魔されたことで目的地に遅れることや、急ブレーキを踏むことで危険な目に遭うことがあります。これが損失の引き金としての怒りを引き起こす要因です。
  2. 密室(相手の意志のみで決められた)
    • 相手の意志だけで自分に影響を及ぼす状況が密室と言えます。横から来た車が自分の前を勢いよく通り過ぎて行ったことが該当します。
  3. 強制(出来事に黙って従うことになる)
    • 強制的に自分に影響を及ぼす出来事が起こると、怒りを感じることがあります。例えば、脇道から無理やり入ってきて、ハザード点滅もせずに走り去った場合、この状況に反射的に反論しようと思った結果、人が変わったような怒りがこみ上げて「クラクションを鳴らして追いかける」という行動に出てしまいます。

「人が変わったような怒り」とは?

ただ、理不尽な出来事とそれに対して怒りを感じることは誰にでもあることです。しかし、なぜ一部の人だけが追いかける行動に至り、それと比べてさほど怒らない人もいるのでしょうか?

実は、この「人が変わったような怒り」は、幼少期からのトラウマなどによって生じた「解離」という心の仕組みが刺激された結果である可能性があります。解離にも3段階あって軽度であっても自分の意志では制御できないレベルの怒りを引き起こすことがよくあります。

トラウマセラピーで改善する方法

人が変わったような怒りの原因が解離であることがわかれば、既存のトラウマセラピーをいくつか組み合わることで大きく改善することが可能です。”自分が怒ったらどうなってしまうのか”と感じて(恐れて)いる方にとって、解決のヒントになれば幸いです。

おすすめのセラピー

  • タッピング系のセラピー:TFT、FAP、EFT、USPT
  • サプリメント系のセラピー:フラワーエッセンス、分子整合栄養療法

参考文献

がんばることをやめられない コントロールできない感情と『トラウマ』の関係

USPT入門 解離性障害の新しい治療法 -タッピングによる潜在意識下人格の統合

症例X-封印された記憶

マイナスエネルギーを浄化する方法 精神科医が明かす、心の不調とスピリチュアルの関係

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