妊娠中のディズニー、楽しみたいけど後悔しないかな…。そんな不安を感じている人も多いはず。でも大丈夫、ちょっとした工夫で素敵な思い出になります。
妊娠中でもディズニーを楽しみたい。でも体調が心配。アトラクションに乗れるのかな。長時間歩いて大丈夫?そんな悩みを抱えている方に、妊婦さんでも安心して楽しめるディズニーの過ごし方をお伝えします。
妊娠中のディズニー、後悔する人の理由
妊娠中にディズニーに行って後悔する人がいるのは事実です。その理由をいくつか見ていきましょう。
体調不良で思うように楽しめない
妊娠中は体調の変化が激しいもの。朝は元気でも、パークに着いたら急に気分が悪くなることもあります。せっかく楽しみにしていたのに、体調不良で思うように動けず、がっかりしてしまう人もいます。
妊娠初期は特に注意が必要です。つわりの症状が強い時期は、パークの匂いや人混みで気分が悪くなることも。また、妊娠後期は体が重くなり、長時間の歩行や立ち続けることが辛くなります。
乗れないアトラクションが多くて残念
ディズニーの醍醐味といえば、やはりアトラクション。しかし、妊娠中は安全のため、乗れないアトラクションが多くあります。特にスリル系の乗り物は避けなければなりません。
例えば、ディズニーランドではスプラッシュ・マウンテンやスペース・マウンテン、ディズニーシーではタワー・オブ・テラーやレイジングスピリッツなどが乗れません。これらの人気アトラクションに乗れないことで、物足りなさを感じる人もいます。
混雑や長時間の滞在で疲れすぎてしまう
ディズニーは広い上に、人気スポットは常に混雑しています。妊婦さんにとって、長時間の歩行や立ち続けることは大きな負担になります。
特に混雑時期や週末は、アトラクションの待ち時間も長くなります。長時間立ち続けることで足がむくんだり、腰痛が悪化したりすることも。また、疲れがたまって帰宅後に体調を崩してしまう可能性もあります。
妊婦さんでも楽しめるディズニーの過ごし方
後悔しないディズニー旅行のために、妊婦さんでも楽しめる過ごし方をご紹介します。
無理のないスケジュールを立てる
妊婦さんがディズニーを楽しむ秘訣は、無理のないスケジュールを立てること。朝から晩までフル活動するのではなく、ゆったりとしたプランを心がけましょう。
例えば、午前中はショーやパレードを楽しみ、お昼はゆっくりレストランで食事。午後は1、2個のアトラクションを楽しんだら、カフェでティータイム。夕方にはもう一度ショーを見て、早めに帰るというプランはいかがでしょうか。
また、パーク滞在時間を短くし、ディズニーホテルでゆっくり過ごすのも良いアイデアです。ホテルの部屋から花火を見るのも素敵な思い出になりますよ。
休憩スポットをしっかり確認
ディズニーには、妊婦さんでも安心して休める場所がたくさんあります。事前に休憩スポットを確認しておくと、スムーズに休憩が取れます。
屋内の休憩スポットとしては、各エリアにあるレストランやカフェがおすすめ。特に、ワールドバザールのイーストサイド・カフェや、トゥモローランドのプラズマ・レイズ・ダイナーは席数も多く、ゆっくりできます。
屋外では、ベンチのあるエリアを把握しておくと便利。ウエスタンランドのリバーサイドや、クリッターカントリーの水辺など、比較的静かな場所もあります。
また、パーク内には救護室もあります。体調が悪くなった時はすぐに利用しましょう。ディズニーランドではワールドバザール、ディズニーシーではメディテレーニアンハーバーにあります。
妊婦さんOKのアトラクションを事前にチェック
妊婦さんが乗れるアトラクションは意外と多いものです。事前に確認しておけば、効率よく楽しめます。
ディズニーランドでは、「イッツ・ア・スモールワールド」や「ホーンテッドマンション」、「ジャングルクルーズ」などが人気。ディズニーシーでは、「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」や「ヴェネツィアン・ゴンドラ」がおすすめです。
これらのアトラクションは、激しい動きがなく、座って楽しめるものが多いです。また、待ち時間も比較的短いので、妊婦さんでも無理なく楽しめます。
妊婦さんにおすすめのディズニーの楽しみ方
アトラクション以外にも、妊婦さんが楽しめるディズニーの魅力はたくさんあります。
ショーやパレードを中心に楽しむ
ディズニーの魅力の一つは、華やかなショーやパレード。これらは妊婦さんでも安心して楽しめます。
ディズニーランドの「ドリーミング・アップ!」や、ディズニーシーの「ビッグバンドビート」など、座って観られるショーもあります。パレードは、事前に良い場所を確保しておけば、立ち続ける必要もありません。
ショーやパレードの時間は公式サイトやアプリで確認できます。人気のものは混雑するので、少し早めに場所を確保するのがコツです。
フォトスポットで思い出作り
ディズニーには、素敵な写真が撮れるスポットがたくさんあります。マタニティフォトの撮影地としても人気です。
シンデレラ城をバックに撮影したり、ミッキーの形をした花壇の前で写真を撮ったり。季節のデコレーションと一緒に撮影するのも素敵です。
また、キャラクターとの写真撮影も忘れずに。妊婦さんだとわかると、キャラクターが特別なポーズをしてくれることも。赤ちゃんへの思い出にもなりますね。
ディズニーグルメを堪能
ディズニーの魅力の一つは、可愛くて美味しいグルメ。妊婦さんでも安心して楽しめるメニューがたくさんあります。
例えば、ポップコーンは妊婦さんにもおすすめ。塩味は水分補給を促すので、むくみ予防にも良いでしょう。また、フルーツを使ったデザートやスムージーは、ビタミン補給にぴったりです。
レストランでの食事も楽しみましょう。予約をしておけば、待ち時間なくゆっくり食事ができます。妊婦さんだと伝えれば、座りやすい席を用意してくれることも。
妊婦さんが利用できるサービスや特典
ディズニーには、妊婦さんが利用できる便利なサービスがあります。
アトラクションの合流利用サービス
妊婦さんは、一部のアトラクションで合流利用サービスを利用できます。これは、長時間の待ち列に並ばずに乗れるサービスです。
利用方法は簡単。アトラクション入口のキャストに妊婦であることを伝え、合流利用を希望すると、待ち時間に応じた時間を指定されます。その時間に再度訪れると、ファストパス列や出口から入場できます。
ただし、すべてのアトラクションで利用できるわけではありません。また、混雑状況によっては利用できないこともあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
優先席の利用
ショーやパレードでは、妊婦さん向けの優先席が用意されていることがあります。
例えば、「ビッグバンドビート」では、妊婦さんや小さなお子様連れの方向けに優先席が設けられています。座席数に限りがあるので、早めに確認するのがおすすめです。
また、パレードの鑑賞エリアでも、妊婦さんだとわかれば、見やすい場所を案内してくれることがあります。遠慮せずにキャストに相談してみましょう。
レストランでの配慮
レストランでは、妊婦さんへの配慮も行われています。
予約の際に妊婦であることを伝えておくと、座りやすい席を用意してくれることがあります。また、食事の際も、妊婦さんに配慮したメニューの提案や、料理の調理方法の変更にも対応してくれます。
例えば、生もの避けたい場合は、よく火を通してもらったり、代替メニューを提案してくれたりします。アレルギーや食事制限がある場合も、事前に相談すれば対応してくれます。
妊娠中のディズニー、いつ行くのがベスト?
妊娠中のディズニー旅行、どの時期に行くのがベストなのでしょうか。
安定期がおすすめ
妊娠中のディズニー旅行なら、妊娠15週から27週頃の安定期がおすすめです。
この時期は、つわりの症状が落ち着き、お腹もまだそれほど大きくならない時期。体調も比較的安定しているので、楽しく過ごせる可能性が高いです。
ただし、個人差があるので、必ずしもこの時期が最適とは限りません。自分の体調と相談しながら、ベストなタイミングを見つけましょう。
季節や混雑状況も考慮しよう
ディズニーを楽しむなら、季節や混雑状況も大切なポイントです。
夏は暑さ対策が必要ですが、夜のショーを楽しめるのが魅力。冬は寒さ対策が必要ですが、イルミネーションが綺麗です。春と秋は気候が穏やかで過ごしやすいでしょう。
混雑を避けたいなら、平日や雨の日がおすすめ。ただし、人が少ないからといって無理はせず、あくまで自分のペースで楽しみましょう。
まとめ:妊娠中のディズニー、後悔しない楽しみ方
妊娠中のディズニー、決して後悔する必要はありません。むしろ、赤ちゃんとの素敵な思い出になるはず。
大切なのは、自分の体調に合わせて無理のないプランを立てること。休憩をしっかり取り、ゆったりと過ごすことで、妊婦さんでも十分にディズニーの魔法を楽しめます。
アトラクションだけでなく、ショーやパレード、グルメ、写真撮影など、楽しみ方は様々。妊婦さん向けのサービスも上手に活用しましょう。
赤ちゃんと一緒にディズニーの夢の国を楽しむ、そんな素敵な思い出作りを。