マツモトクラブといえば、独特の一人コントで人気を集めるお笑い芸人。でも、実はイケメンで舞台俳優の経験もあるという、意外な一面を持っています。そんなマツモトクラブの素顔や、知られざる経歴、学歴について詳しく見ていきましょう。
マツモトクラブの素顔に迫る
本名や年齢、出身地は?
マツモトクラブの本名は松本洋平。1976年6月8日生まれの48歳です。東京都調布市出身で、血液型はA型。身長は171cmと、日本人男性の平均身長とほぼ同じくらいです。
趣味はパチンコで、打ちながらネタを考えるそうです。好きな食べ物はカレーライスと味噌ラーメン。タバコはラークマイルド9ミリを愛煙しているとか。こういった趣味や好みを聞くと、どこか庶民的な印象を受けますね。
イケメンと言われる理由
マツモトクラブがイケメンと言われる理由は、端正な顔立ちと独特の雰囲気にあります。特に、R-1グランプリに出場した際には、「関ジャニ∞の渋谷すばるに似ている」とネット上で話題になりました。
実は、マツモトクラブが着用しているメガネは伊達眼鏡。視力矯正のためではなく、ファッションアイテムとして使っているんです。メガネをかけることで、知的でシュールな雰囲気が醸し出されているのかもしれません。
意外と知らないマツモトクラブの経歴
舞台俳優からお笑い芸人へ
マツモトクラブの経歴で驚くのは、元々舞台俳優だったということ。東放学園放送専門学校を卒業後、劇団シェイクスピア・シアターに所属し、約13年間も舞台俳優として活動していました。
『マクベス』『十二夜』『夏の夜の夢』など、シェイクスピア作品を中心に多数の舞台に出演。俳優座劇場の舞台にも立つなど、本格的な俳優としてのキャリアを積んでいたんです。
そんなマツモトクラブがお笑い芸人に転身したのは2011年のこと。35歳という、お笑い界では決して若くない年齢でのデビューでした。きっかけは、iPhoneを購入したことだそう。録音と芝居を組み合わせた映像作品をYouTubeに投稿したところ、それを見た劇団時代の後輩に現在の事務所を紹介されたのです。
R-1グランプリでの活躍
マツモトクラブの名が一気に広まったのは、2015年のR-1グランプリでの活躍がきっかけでした。当時は無名の芸人でしたが、敗者復活枠から決勝に勝ち上がり、見事準優勝を果たしたのです。
それ以来、R-1グランプリの常連となり、2025年の大会で7回目の決勝進出を果たしました。「ミスター敗者復活」の異名を持つほど、粘り強さを見せています。
マツモトクラブの学歴
高校時代のエピソード
マツモトクラブの高校時代については、詳しい情報が公開されていません。私立の男子高校に通っていたことは分かっていますが、具体的な学校名は明かされていません。
ただ、小学生の頃からお笑い番組を見て憧れていたそうです。学校のお楽しみ会でコントをやったり、昼休みの放送で自作の歌を流したりと、芸能活動の片鱗が見られたようです。
東放学園放送専門学校での経験
高校卒業後、マツモトクラブは東放学園放送専門学校に進学しました。当初は舞台の裏方や放送作家を目指していたそうです。
しかし、在学中に製作した短編映画に出演したことをきっかけに、自分は役者として表に出た方が良いと考えるようになりました。この経験が、後の舞台俳優としてのキャリアにつながっていったのです。
R-1グランプリ2025決勝進出への道のり
7回目の決勝進出の秘訣
マツモトクラブが7回目のR-1グランプリ決勝進出を果たした秘訣は、豊富な経験と独自のスタイルにあります。2015年から2019年まで5年連続で決勝に進出し、2021年、そして2025年と、まさに常連の顔ぶれとなっています。
この豊富な経験は、決勝の緊張感や観客の空気を熟知することにつながっています。2025年2月2日の準決勝を突破した際も、「ストレートで来た」と冷静に語る姿が印象的でした。
「ミスター敗者復活」の異名の由来
マツモトクラブは「ミスター敗者復活」という異名を持っています。これは、敗者復活枠から決勝に進出することが多いことから付けられた名前です。
特に2015年の大会では、無名ながらも敗者復活枠から初めて決勝に勝ち上がり、準優勝という快挙を成し遂げました。この粘り強さと、どんな状況でも諦めない姿勢が、ファンの心を掴んでいるのかもしれません。
マツモトクラブの魅力
独特のネタの特徴
マツモトクラブのネタの特徴は、音源を駆使した独特の一人コントにあります。事前に録音したセリフを流し、それに合わせてやりとりするというのが基本スタイルです。
例えば、「タクシー」というネタでは、録音したセリフが本人演じるキャラクターの目線になっています。この発想は、映画や演劇に近いと言われています。
ネタの題材は日常生活から得ることが多いようです。「ストリートミュージシャン」のネタは実際にストリートミュージシャンを観察したことから生まれました。「記念写真」「4丁目のコンビニ」「キャッチボール」なども、実体験や日常の中から着想を得ているそうです。
ファンから支持される理由
マツモトクラブがファンから支持される理由は、独特のシュールさと演技力の高さにあります。舞台俳優としての経験を活かした表現力は、他の芸人とは一線を画しています。
また、35歳でお笑い芸人としてデビューし、R-1グランプリで準優勝を果たすなど、遅咲きながらも着実に実力を磨いてきた姿勢も、多くの人の共感を呼んでいるのでしょう。
さらに、パチンコが趣味だったり、カレーライスや味噌ラーメンが好きだったりと、庶民的な一面も魅力の一つです。高い演技力を持ちながらも、どこか親しみやすい雰囲気が、幅広い層のファンを獲得している要因かもしれません。
まとめ
マツモトクラブは、舞台俳優からお笑い芸人へと転身し、独自のスタイルで人気を集めています。イケメンで高い演技力を持ちながら、庶民的な一面も持ち合わせている点が魅力です。R-1グランプリ2025での活躍が期待される中、今後どんな新しい一面を見せてくれるのか、楽しみですね。