ゆうパック「持ち出し中」の意味は?各配送ステータスと荷物が届かない時の対処法を解説

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ゆうパックを利用したことがある方なら、荷物の追跡ステータスで「持ち出し中」という表示を見たことがあるのではないでしょうか。この「持ち出し中」という言葉、実際にはどういう意味なのでしょうか。また、ほかの配送ステータスはどんな意味があるのでしょうか。

この記事では、ゆうパックの「持ち出し中」の意味や、その他の配送ステータスについて詳しく解説します。荷物がどの段階にあるのか、いつ頃届くのかを理解するのに役立つ情報をお届けします。

「持ち出し中」の意味とは

配達員が荷物を持ち出した状態

「持ち出し中」というステータスは、配達員が郵便局から荷物を引き取り、配送業務を開始したことを示します。この段階では、配達員はトラックやバイクを使って配達ルートを回っています。

つまり、あなたの荷物は配達員の手元にあり、いよいよ届けられる準備が整ったということです。ワクワクしますね。

通常はその日のうちに配達される

「持ち出し中」のステータスになったら、基本的にはその日のうちに荷物が届く予定です。ただし、配達の順番や交通事情によっては、夕方や夜遅くになることもあります。

朝早くに「持ち出し中」になっても、実際の配達は午後になることもあるので、焦らずに待つことが大切です。

ゆうパックの主な配送ステータス

ゆうパックの配送過程では、いくつかのステータスがあります。それぞれのステータスを理解することで、荷物の現在地や配達の進捗状況をより詳しく把握できます。

引受:荷物が郵便局に到着

「引受」は、荷物が最初の郵便局に到着し、発送の準備が整ったことを示します。送り主が荷物を郵便局に持ち込んだり、集荷を依頼したりした直後にこのステータスになります。

この段階では、荷物はまだ長い旅の始まりにすぎません。でも、いよいよ動き出したという感じがしますね。

中継:途中の郵便局を通過

「中継」は、荷物が目的地に向かう途中で、中継地点の郵便局を通過したことを示します。特に遠距離の配送の場合、複数の中継地点を経由することがあります。

例えば、北海道から沖縄に荷物を送る場合、東京や大阪などの大きな中継拠点を通過することがあります。荷物が旅をしている様子を想像すると、なんだかロマンチックな気分になりませんか。

到着:配達を担当する郵便局に到着

「到着」は、荷物が最終的に配達を担当する郵便局に到着したことを示します。この段階で、荷物はいよいよ配達の準備に入ります。

「到着」のステータスになってから「持ち出し中」になるまでの時間は、郵便局の忙しさや荷物の量によって変わります。朝早く到着しても、その日の午後に持ち出されることもあります。

持ち出し中:配達員が配達開始

先ほど説明した通り、「持ち出し中」は配達員が荷物を持って配達を開始したことを示します。この段階になると、荷物が届くのも間近です。

ただし、配達順序や交通事情によっては、「持ち出し中」になってからしばらく時間がかかることもあります。気長に待つことが大切です。

お届け先にお届け済み:配達完了

最後の「お届け先にお届け済み」は、文字通り荷物が無事に届いたことを示します。受取人が直接受け取った場合はもちろん、置き配や宅配ボックスに入れられた場合もこのステータスになります。

このステータスを見たら、安心して荷物を受け取りに行きましょう。もし在宅中なのに「お届け済み」になっていたら、置き配の可能性もあるので、玄関や指定場所を確認してみてください。

「持ち出し中」から実際に届くまでの時間

「持ち出し中」のステータスになってから実際に荷物が届くまでの時間は、様々な要因によって変わります。具体的にどのくらいの時間がかかるのか、影響する要因とともに見ていきましょう。

配達ルートや優先順位による変動

配達員は効率よく配達するために、最適なルートを組み立てています。そのため、あなたの荷物が「持ち出し中」になっても、すぐに届くとは限りません。

例えば、時間指定のある荷物が優先されたり、同じマンションや地域の荷物をまとめて配達したりすることがあります。そのため、朝早く「持ち出し中」になっても、実際の配達は午後になることもあります。

また、配達員の担当エリアの広さによっても変わります。都市部では比較的狭いエリアを担当しているので早く届く傾向にありますが、郊外や田舎では広いエリアを1人で担当していることもあり、時間がかかる場合があります。

郵便局の営業時間の影響

郵便局の営業時間も、荷物が届く時間に影響します。一般的に、郵便局の配達時間は朝9時頃から夜9時頃までです。そのため、夜遅くに「持ち出し中」になった荷物は、翌日の配達になることもあります。

ただし、繁忙期には配達時間が延長されることもあります。年末年始やお中元・お歳暮の時期は特に配達量が多くなるので、通常よりも遅い時間まで配達が行われることがあります。

交通状況や天候の影響

配達員は主に車やバイクで移動しているため、交通状況や天候の影響を受けやすいです。特に都市部では渋滞に巻き込まれることも多く、予定通りに配達できないこともあります。

また、大雨や大雪、台風などの悪天候の場合は、安全のために配達が遅れたり、中止になったりすることもあります。このような場合、「持ち出し中」のステータスのまま、実際の配達が翌日以降になることもあります。

天候が荒れている日に「持ち出し中」のステータスになった場合は、配達が遅れる可能性を考慮しておくとよいでしょう。配達員の安全も大切ですからね。

「持ち出し中」なのに届かないときの対処法

「持ち出し中」のステータスになったのに、なかなか荷物が届かない。そんな経験をしたことはありませんか?焦る気持ちはわかりますが、まずは落ち着いて対処法を考えましょう。

郵便局への問い合わせ方法

荷物が予定の時間を大幅に過ぎても届かない場合は、担当の郵便局に問い合わせるのが一番確実です。郵便局に電話をする際は、荷物の追跡番号を用意しておくとスムーズです。

追跡番号がわからない場合は、送り主の名前や住所、荷物の内容などの情報を伝えると、郵便局で調べてもらえます。丁寧に状況を説明し、現在の荷物の位置や予想される配達時間を確認しましょう。

また、日本郵便のウェブサイトやアプリからオンラインで問い合わせることもできます。電話が苦手な方や、営業時間外に問い合わせたい場合はこちらの方法がおすすめです。

配達希望日時の指定方法

もし急いで荷物が必要ない場合は、配達希望日時を指定することで、確実に受け取れる日時に変更することができます。これは、再配達の依頼と同時に行うことができます。

配達希望日時の指定は、以下の方法で行えます。

  1. 日本郵便のウェブサイトから
  2. 郵便局のLINE公式アカウント「ぽすくま」から
  3. 郵便局に直接電話して

特に、日本郵便のウェブサイトやLINEからの指定は24時間いつでも行えるので便利です。仕事や外出で不在になりそうな日を避けて、確実に在宅できる日時を指定しましょう。

ただし、配達希望日時を指定すると、それまで「持ち出し中」のステータスのままになることがあります。指定した日時までステータスが変わらなくても、あわてる必要はありません。

知っておくと便利な追跡システムの使い方

ゆうパックの追跡システムを上手に活用すれば、荷物の状況をより詳しく把握できます。知っておくと便利な追跡システムの使い方を見ていきましょう。

オンライン追跡の手順

ゆうパックのオンライン追跡は、日本郵便のウェブサイトから簡単に行えます。以下の手順で確認できます。

  1. 日本郵便のウェブサイトにアクセス
  2. トップページの「郵便追跡」をクリック
  3. 追跡番号を入力して「追跡」をクリック

追跡番号は、荷物を送った際に発行される12桁の番号です。送り主の方は控えを持っているはずですし、受け取る側の方は送り主に確認すれば教えてもらえるはずです。

オンライン追跡では、荷物の現在位置だけでなく、これまでの配送履歴も確認できます。例えば、いつどの郵便局で受け付けられ、どの中継地点を通過したかなどの情報が時系列で表示されます。

追跡アプリの活用法

スマートフォンを使っている方には、日本郵便の公式アプリ「郵便局」がおすすめです。このアプリを使えば、いつでもどこでも簡単に荷物の追跡ができます。

アプリの特徴は以下の通りです。

  1. 追跡番号を登録しておけば、荷物の状況が自動的に更新される
  2. 配達予定日や再配達の依頼がアプリ上で簡単にできる
  3. 複数の荷物を一括で管理できる

特に便利なのは、プッシュ通知機能です。荷物のステータスが変更されると、すぐにスマートフォンに通知が来るので、「持ち出し中」になったタイミングがすぐにわかります。

また、アプリ上で直接再配達の依頼や受取場所の変更ができるので、急な予定変更にも対応しやすいです。

意外と知らない?ゆうパックの便利サービス

ゆうパックには、「持ち出し中」のステータス以外にも知っておくと便利なサービスがあります。ここでは、そんな意外と知られていないゆうパックの便利サービスを紹介します。

置き配サービスの利用方法

「置き配」は、受取人が不在でも指定の場所に荷物を置いて配達完了とするサービスです。最近では、新型コロナウイルス感染症対策としても注目されています。

置き配サービスを利用するには、事前に日本郵便に申請する必要があります。申請方法は以下の通りです。

  1. 日本郵便のウェブサイトから専用の申請フォームに記入
  2. 郵便局の窓口で直接申請
  3. 郵便局に電話で申請

申請時には、置き配を希望する場所(例:玄関前、宅配ボックスなど)を具体的に指定します。また、置き配可能な荷物の種類や条件についても確認しておくとよいでしょう。

置き配サービスを利用すれば、在宅時間が合わなくても荷物を受け取ることができます。ただし、貴重品や壊れやすいものは置き配に適さないので注意が必要です。

受取場所の変更オプション

ゆうパックでは、配達途中でも受取場所を変更できるオプションがあります。自宅に届く予定だった荷物を職場や近くのコンビニエンスストアで受け取ることができるため、ライフスタイルに合わせた柔軟な受け取りが可能です。

受取場所の変更は、いくつかの方法で行えます。まず、日本郵便のウェブサイトやアプリを利用して、荷物の追跡番号を入力し、受取場所を選択することができます。また、LINEやメールでも手続きができるため、忙しい方でも簡単に変更できます。

このサービスを利用することで、急な予定変更にも対応しやすくなります。特に仕事や外出が多い方には非常に便利です。受取場所を変更する際は、事前に手続きを行う必要がありますので、早めに確認しておくことが大切です。

まとめ:ゆうパックの配送ステータスを上手に活用しよう

ゆうパックの「持ち出し中」というステータスは、荷物が配達員によって持ち出されていることを示します。この段階では、荷物が届くのも間近です。配送ステータスを理解することで、荷物の現在地や配達予定時間を把握しやすくなります。

また、「持ち出し中」から実際に届くまでの時間は、配達ルートや交通状況、郵便局の営業時間などによって変わります。もし荷物が遅れている場合は、郵便局への問い合わせや配達希望日時の指定などで対処できます。

さらに、日本郵便の便利なサービスを活用することで、自分のライフスタイルに合わせた柔軟な受け取りが可能になります。置き配サービスや受取場所の変更オプションなどを利用して、より快適な荷物受け取り体験を楽しんでください。

これらの情報を参考にして、ゆうパックの利用をよりスムーズに行っていきましょう。

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