みのもんたさんといえば、長年テレビで活躍してきた国民的司会者。そんな彼の息子たちは今、どんな人生を歩んでいるのでしょうか? 親の七光りに頼らず、自分の道を切り開いているのか、それとも…。今回は、みのもんたさんの長男と次男の現在の活動について、詳しく調べてみました。
みのもんたの息子たちの現在の活動
長男・御法川隼斗の仕事と活躍
みのもんたさんの長男・御法川隼斗さんは、現在TBSで活躍中のプロデューサーです。彼は2002年にTBSに入社し、最初は営業職として働いていました。しかし、その後制作部門に異動し、30歳でプロデューサーに昇進。「ウンナンのラフな感じで。」などの人気番組を手がけ、その才能を発揮しています。
隼斗さんは慶應義塾大学を卒業後、TBSに入社しました。当初はアナウンサー志望だったそうですが、一般職での採用となりました。それでも諦めずに努力を重ね、プロデューサーとしてのキャリアを築き上げたのです。
現在の隼斗さんの年収は、TBSの平均給与やプロデューサーとしての役職を考慮すると、1,400万円〜1,600万円程度と推測されます。これは決して低い金額ではありませんが、父親のみのもんたさんほどの大物になるには、まだまだ道のりは長そうです。
次男・御法川雄斗の現在の状況
一方、次男の御法川雄斗さんの人生は、兄とは大きく異なる道を歩んでいます。雄斗さんも慶應義塾大学を卒業後、日本テレビに入社。スポーツ局に所属し、サッカーのクラブワールドカップなどを担当していました。
しかし、2013年に雄斗さんは窃盗未遂の容疑で逮捕されてしまいます。この事件により、日本テレビを解雇される事態に。その後、父親のみのもんたさんが経営する水道メーター会社「ニッコク」に再就職したと言われています。
現在の雄斗さんは、「ニッコク」の一般社員として働いているようです。和歌山県の関西支店で単身赴任をしていた時期もありましたが、最近では東京の本社勤務に戻り、家族と都内で生活しているとの情報があります。
長男の経歴とTBSでの活動
TBS入社からプロデューサーへの道のり
長男の隼斗さんのTBSでの歩みは、決して平坦なものではありませんでした。入社当初は営業職として働いていましたが、テレビ制作への情熱を諦めきれず、制作部門への異動を希望。そして、その願いが叶います。
制作部門に移ってからも、隼斗さんは地道に経験を積み重ねていきました。アシスタントディレクターとして様々な番組の現場を経験し、徐々に信頼を得ていったのです。そして、30歳でついにプロデューサーに昇進。その才能を開花させることになります。
担当した主な番組と評価
隼斗さんがプロデューサーとして手がけた代表的な番組に、「ウンナンのラフな感じで。」があります。この番組は、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンをメインMCに据えた深夜のバラエティ番組。斬新な企画と、ゆるい雰囲気が若者を中心に人気を集めました。
この番組の成功により、隼斗さんの評価は一気に上がります。その後も、様々なバラエティ番組の企画・制作に携わり、TBS内でその存在感を示していきました。
しかし、父親がライバル局の看板司会者であるという事実は、時に隼斗さんにとって重荷になることもあったようです。「みのもんたの息子」というレッテルを払拭するために、より一層の努力を重ねたのかもしれません。
次男の過去と現在
日本テレビ入社と逮捕事件の顛末
次男の雄斗さんも、兄と同じく慶應義塾大学を卒業後、一流テレビ局である日本テレビに入社しました。スポーツ局に配属され、サッカー中継などを担当。将来を嘱望される若手社員として、順調なスタートを切ったかに見えました。
しかし、2013年8月、雄斗さんは衝撃的な事件を起こしてしまいます。東京・六本木の路上で、泥酔した男性のキャッシュカードを使って現金を引き出そうとした疑いで逮捕されたのです。この事件は大きく報道され、みのもんたさん一家に大きな衝撃を与えました。
結果的に、雄斗さんは不起訴処分となりましたが、日本テレビを諭旨解雇されることに。華々しいキャリアは、あっけなく幕を閉じることになってしまいました。
ニッコクでの再就職と現在の仕事
逮捕事件後、雄斗さんの去就が注目されましたが、結局は父親のみのもんたさんが経営する水道メーター会社「ニッコク」に再就職することになります。当初、みのもんたさんは息子の再就職を否定していましたが、実際には雄斗さんを受け入れていたようです。
「ニッコク」での雄斗さんの仕事内容は明らかにされていませんが、一般社員として働いているとされています。和歌山県の関西支店で単身赴任をしていた時期もあり、自転車通勤の姿が報道されたこともありました。
現在は東京の本社勤務に戻り、妻と2人の子供と都内で生活しているとの情報があります。30坪程度の3階建て新居で暮らしているそうで、それなりの収入があることが推測されます。
みのもんた亡き後の息子たちの動向
長男のキャリアの行方
2025年3月1日、みのもんたさんが80歳で亡くなったというニュースが流れました。長年テレビ界を牽引してきた大スターの死は、多くの人々に衝撃を与えました。
そんな中、長男の隼斗さんは、父の訃報をいち早くTBSに伝えたと言われています。プロデューサーとしての冷静な判断力を発揮したのでしょう。今後、隼斗さんは父の死を乗り越え、さらなるキャリアアップを目指すことになるでしょう。
TBSでの地位も年々上がっており、将来的には重役になる可能性も十分にあります。しかし、それと同時に「みのもんたの息子」という肩書きから完全に脱却し、一個人としての評価を確立できるかどうかが、彼の今後の課題となりそうです。
次男の今後と家業との関わり
一方、次男の雄斗さんにとって、父の死は大きな転機となるかもしれません。これまで「ニッコク」での仕事内容は明らかにされていませんでしたが、今後は会社の中での立場が変わる可能性があります。
みのもんたさんは生前、雄斗さんを「ニッコク」の後継者にする意向はないと語っていましたが、状況次第では雄斗さんが経営に関与する可能性も出てくるでしょう。しかし、過去の事件のイメージが完全に払拭されていない中で、果たして会社を任せられるのか、疑問の声も上がっています。
雄斗さんにとっては、これが人生を立て直す最後のチャンスになるかもしれません。父の遺志を継ぎ、真摯に仕事に取り組むことで、世間の信頼を取り戻せるかどうか。彼の今後の行動が注目されます。
みのもんたの息子たちから学ぶこと
みのもんたさんの息子たちの人生を見ていると、「七光り」の光と影を感じずにはいられません。確かに、有名人の子供として生まれたことで、様々な特権を享受できたかもしれません。しかし同時に、常に注目され、比較され、時に批判にさらされるという重圧も背負っていたのです。
長男の隼斗さんは、父親の名声に頼らず、自らの力でキャリアを築き上げました。TBSという大手テレビ局で、プロデューサーとして成功を収めています。これは、彼の努力と才能の賜物でしょう。
一方、次男の雄斗さんは、一度は挫折を経験しましたが、それを乗り越えて再起を図っています。確かに、父親の会社に再就職したという点では、完全な自力とは言えないかもしれません。しかし、与えられたチャンスを活かし、地道に働き続けている姿勢は評価に値するでしょう。
彼らの経験から学べることは、「環境に甘えず、自分の力で道を切り開くこと」の重要性です。たとえ恵まれた環境に生まれたとしても、最終的に成功するかどうかは本人次第。努力を怠れば、あっという間に転落してしまうこともあるのです。
また、挫折したとしても、それを糧にして再起を図ることの大切さも教えてくれています。人生には ups and downs がつきものです。大切なのは、どん底に落ちても諦めず、這い上がる努力を続けることなのかもしれません。
まとめ
みのもんたさんの息子たち、長男の隼斗さんと次男の雄斗さんの現在の活動について見てきました。長男はTBSでプロデューサーとして活躍し、次男は父の会社で再起を図っています。彼らの人生は、有名人の子供ならではの光と影を映し出しているようです。今後、父の死を乗り越え、どのような道を歩んでいくのか。その行方から目が離せません。