ハギノリザードマン、最近よく見かけますよね。R-1グランプリ2025ファイナリストにも選ばれた彼の素顔が気になりませんか? 独特の芸風で人気急上昇中のハギノリザードマンの魅力に迫ってみましょう。
ハギノリザードマンって面白いの?
独特の芸風で人気急上昇中
ハギノリザードマンの芸風、一度見たら忘れられません。その特徴は、日常のちょっとした瞬間を切り取った「あるある」ネタ。でも、普通の「あるある」じゃないんです。彼の観察眼は鋭く、誰もが「あ、わかる!」と思わず頷いてしまうような、細かすぎるけど的確な描写が魅力です。
例えば、「お風呂に入った後、絆創膏がなかなか剥がれない人差し指」というネタ。これ、誰もが経験したことがあるはず。でも、そんな些細な瞬間を面白おかしく表現するのが、ハギノリザードマンの真骨頂。彼のツルツルの頭を絆創膏に見立てた演技は、思わず吹き出してしまうほどリアルです。
「細かすぎて伝わらないモノマネ」で優勝した実力派
ハギノリザードマンの実力が認められたのが、2023年の「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」での優勝です。この番組、タイトル通り「細かすぎて伝わらない」モノマネにスポットを当てる、ちょっと変わった番組。ここで優勝できるということは、細かい観察眼と表現力の高さが証明されたようなものです。
優勝時に披露したネタは全部で4つ。中でも印象的だったのが「ナンパをする前に地面に吹き矢を放つ人」。一体どんな状況?と思いますよね。でも、ハギノリザードマンの演技を見ると、なぜかすんなり納得してしまうから不思議。
この優勝は、ハギノリザードマンにとって念願のものでした。2019年に初挑戦して以来、何度もチャレンジを重ねてきた末の栄冠。2021年に3位、2022年に準優勝と、着実に順位を上げてきた努力の結晶とも言えるでしょう。
意外と知らない?ハギノリザードマンのプロフィール
本名は萩原秀一、岡山県出身の40歳
ハギノリザードマン、実は本名があるんです。萩原秀一(はぎはらしゅういち)さん。1984年4月15日生まれの40歳。出身は岡山県です。芸名の「ハギノ」は本名の「萩原」から取っているんですね。でも「リザードマン」の由来は謎のまま。本人に聞いてみたいところです。
身長は178cm、体重は86kg。血液型はA型。趣味は漫画とお酒だそうで、なんだか親近感が湧いてきませんか?
学歴は謎めいているけど…
ハギノリザードマンの学歴については、はっきりとした情報がありません。ただ、中学時代の友人がきっかけで芸人を志すようになったという話があります。その友人と高校は別々だったようですが、具体的にどの高校に通っていたかは明らかになっていません。
大学に進学したかどうかも不明です。ただ、NSC大阪校26期生として芸人の道を歩み始めたことは分かっています。同期には「かまいたち」や「和牛」など、今をときめく人気芸人がいるそうです。
芸歴20年のベテラン芸人
ハギノリザードマン、実は芸歴20年以上のベテラン芸人なんです。2003年にNSC大阪校を卒業してから、さまざまな経験を積んできました。
最初は1期上の先輩と「三日坊主」というコンビを組んで約6年活動。その後、カラオケ店でのバイトなどをしながらフリーター生活を送っていたそうです。2011年には再び1期上の先輩であるナゲット村井さんと「ローズヒップファニーファニー」を結成。
2013年には吉本興業を退社し、コンビで上京。一時期フリーとして活動した後、サンミュージックに所属しました。テレビへの露出も増え、単独ライブも開催するようになります。
しかし、約10年続いた「ローズヒップファニーファニー」は2021年に解散。それ以降、ハギノリザードマンはピン芸人として活動を続けています。
R-1グランプリ2025決勝進出!その実力とは
初の決勝進出で注目度アップ
2025年、ハギノリザードマンにとって大きな転機が訪れます。なんと、R-1グランプリの決勝に初進出したのです。R-1グランプリといえば、ピン芸人の頂点を決める大会。ここに名を連ねたということは、ハギノリザードマンの実力が認められた証と言えるでしょう。
過去最多5,511人のエントリーの中から、見事決勝に駒を進めた9人の1人に選ばれたのです。決勝進出者の中には、芸歴3年目の超新星から決勝戦7回目のベテランまで、さまざまな経歴の芸人がいます。その中でハギノリザードマンは、20年以上の芸歴を持つベテランとして、注目を集めています。
3月8日の決勝戦に向けた意気込み
3月8日の決勝戦に向けて、ハギノリザードマンの意気込みは相当なものです。「細かすぎて伝わらないモノマネ」での優勝経験を活かし、さらに磨きをかけたネタを披露すると意気込んでいます。
ハギノリザードマンの強みは、日常のちょっとした瞬間を切り取る観察眼と、それを面白おかしく表現する能力。R-1グランプリの舞台でも、きっとその特徴を存分に発揮してくれるはずです。
決勝では、23代目王者の称号と優勝賞金500万円をかけて激突します。ハギノリザードマンにとって、この舞台は20年以上の芸人生活の集大成とも言えるでしょう。果たして、彼は栄冠を手にすることができるのでしょうか?
ハギノリザードマンの魅力を徹底解剖
擬人化あるあるネタが秀逸
ハギノリザードマンの魅力といえば、何と言っても擬人化あるあるネタです。日常のモノや動作を人間に見立てて演じる、その独特の表現力が秀逸なんです。
例えば、「最後のチキンマックナゲット」というネタ。これ、誰もが経験したことがあるはずです。マックナゲットの箱の中に最後の1個が残っている。それを取り出そうとすると、なかなか指に引っかからない。そんな瞬間を、ハギノリザードマンは見事に表現します。
彼のスキンヘッドをナゲットに見立て、ソースをこそぎ取る動作を再現する。その姿を見ていると、もはやナゲットにしか見えなくなってくるから不思議。観客は思わず「わかる!」と声を上げてしまうほどです。
また、「自転車の前輪がグラグラする」というネタも秀逸。ハギノリザードマンの頭についたハンドルが、まるで本物の自転車のよう。グラグラと揺れる様子が絶妙で、思わず笑ってしまいます。
DIY上手な小道具作りの腕前
ハギノリザードマンの魅力は、ネタだけではありません。彼の小道具作りの腕前も、実は大きな魅力の一つなんです。
なんと、ハギノリザードマンは「300円でコスプレ衣装づくり」が特技だそうです。100均アイテムを3つまで使って、見事な衣装を作り上げてしまうんです。この特技、実はコンビ時代から培ってきたもの。「ローズヒップファニーファニー」の頃は、手作りの小道具を駆使した「ファニーコント」で人気を獲得していました。
この特技は、現在のネタ作りにも大いに活かされています。例えば、「細かすぎて伝わらないモノマネ」での優勝ネタでも、手作りの小道具がふんだんに使われていました。
DIY上手な小道具作りは、ハギノリザードマンのネタの幅を広げる重要な要素。限られた予算の中で、想像力豊かな小道具を作り出す能力は、彼の創造性の高さを物語っています。
芸人としての軌跡
コンビ時代の苦労と解散
ハギノリザードマンの芸人としての道のりは、決して平坦ではありませんでした。NSC大阪校を卒業後、最初に組んだコンビ「三日坊主」は約6年で解散。その後、フリーター生活を経て、2011年に「ローズヒップファニーファニー」を結成します。
「ローズヒップファニーファニー」時代は、手作りの小道具を駆使したコントで人気を獲得。しかし、知名度を上げるのは簡単ではありませんでした。2013年には吉本興業を退社し、上京。新天地での活動は、きっと不安も大きかったことでしょう。
それでも、地道な活動を続け、少しずつ露出を増やしていきます。単独ライブも開催するようになり、徐々に注目を集めていきました。しかし、約10年続いたコンビは2021年に解散。長年の相方との別れは、ハギノリザードマンにとって大きな転機だったはずです。
ピン芸人として再ブレイク
コンビ解散後、ハギノリザードマンはピン芸人として新たなスタートを切ります。そして、この決断が彼の芸人人生を大きく変えることになりました。
ピン芸人になってからのハギノリザードマンは、自身の特徴を存分に活かしたネタ作りに励みます。特に、「細かすぎて伝わらないモノマネ」での活躍が、彼の転機となりました。
2023年、ついに「細かすぎて伝わらないモノマネ」で優勝。この優勝を機に、ハギノリザードマンの知名度は一気に上昇します。テレビ出演も増え、多くの人に彼の才能が認知されるようになりました。
そして2025年、R-1グランプリの決勝進出。これは、ピン芸人としての彼の実力が、業界内でも高く評価されていることの証明と言えるでしょう。
ハギノリザードマンの軌跡は、諦めずに自分の個性を磨き続けることの大切さを教えてくれます。20年以上の芸歴の中で、幾度となく壁にぶつかりながらも、自分らしさを失わずに前進し続けた彼の姿勢は、多くの人に勇気を与えるものではないでしょうか。
まとめ
ハギノリザードマン、実は奥が深い芸人さんでした。独特の観察眼と表現力、DIY上手な小道具作り、そして20年以上の芸歴。これらが織りなす彼の芸は、見れば見るほど面白さが分かってきます。R-1グランプリ2025の結果が楽しみですね。これからのハギノリザードマンの活躍に、ますます目が離せません。