【2025年最新】アストロホップ®(8PN)とは?注目の筋肉サポート成分を徹底解説

【2025年最新】アストロホップ®(8PN)とは?注目の筋肉サポート成分を徹底解説 お買い物
この記事は約11分で読めます。

※本記事は、アストロホップ®および8-プレニルナリンゲニンに関する一般的な情報を紹介するものです。疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。持病がある方、薬を服用している方、妊娠中・授乳中の方は、サプリメントを摂取する前に医師または薬剤師へご相談ください。

  1. アストロホップ®(8PN)とは?最初に結論
  2. アストロホップ®と8PNの違い
    1. 8PNはホップ由来のプレニルフラボノイド
    2. アストロホップ®はダイセルの商品名
  3. アストロホップという名前の由来
  4. 8PNの効果は?研究で分かっていること
    1. 廃用性筋萎縮を抑える可能性
    2. 筋量低下後の回復を支える可能性
    3. 筋肉へのアミノ酸取り込みに関する研究
  5. ヒトで8PNの筋肉への効果は確認されている?
  6. 8PNの副作用と安全性
    1. 8PNにはエストロゲン様作用がある
    2. ピリピリ感は8PNではなくベータアラニンの可能性
  7. 8PN配合サプリ・プロテイン比較【2026年版】
    1. セルズパワー 8-PN スペルミジン
    2. Wellni THE 8PNサプリメント
    3. Wellni 8PN ホエイプロテイン
    4. 銀座まるかん「ohセレブ キンニクサプリ」
  8. 8PN配合サプリを実際に試した感想
    1. 摂取後に手足の温かさとピリピリ感があった
    2. 短期間では筋肉への効果を判断できない
  9. 8PNとプロテイン・BCAAの違い
    1. プロテインとの違い
    2. BCAAとの違い
  10. 8PNサプリを選ぶときのポイント
  11. 8PNだけに頼らず、食事と運動も大切
  12. アストロホップ®・8PNについてよくある質問
    1. Q1.8PNはビールを飲めば摂取できますか?
    2. Q2.8PNを飲めば運動しなくても筋肉を維持できますか?
    3. Q3.8PNに副作用はありますか?
    4. Q4.8PNは機能性表示食品ですか?
    5. Q5.効果が出るまで何か月かかりますか?
    6. Q6.薬と一緒に飲んでも大丈夫ですか?
  13. まとめ:8PNは注目素材だが、ヒトでの研究結果を待ちたい
  14. 主な参考情報
スポンサーリンク

アストロホップ®(8PN)とは?最初に結論

アストロホップ®は、ホップ由来の成分「8-プレニルナリンゲニン(8PN)」を含む、株式会社ダイセルの食品素材です。

8PNは、筋肉を使わないことで起こる筋量低下や、筋肉へのアミノ酸の取り込みに関する研究が行われている成分です。

ただし、現在までに公表されている筋肉関連の研究は、マウスを使った試験などの基礎研究が中心です。「飲むだけで筋肉が増える」「運動しなくても筋肉が落ちない」とヒトに対する効果を断定できる段階ではありません。

この記事では、アストロホップ®と8PNについて、次の内容を詳しく解説します。

  • アストロホップ®と8PNの違い
  • 筋肉に関する研究で分かっていること
  • ヒトでの有効性は確認されているのか
  • 副作用や摂取前に知っておきたい注意点
  • 2026年現在の8PN配合サプリメント
  • 筆者が配合製品を試した際の感想

アストロホップ®と8PNの違い

8PNはホップ由来のプレニルフラボノイド

8PNの正式名称は「8-プレニルナリンゲニン」です。英語では「8-Prenylnaringenin」と表記され、一般には「8PN」または「8-PN」と略されます。

植物由来のポリフェノールであるフラボノイドのうち、「プレニルフラボノイド」と呼ばれる成分の一種です。

ビールの原料として知られるホップには、キサントフモールやイソキサントフモールなどのプレニルフラボノイドが含まれています。これらが腸内細菌によって代謝される過程で、8PNが生成されます。

しかし、腸内細菌の構成には個人差があるため、ホップを摂取しても全員が同じように8PNを作れるわけではありません。

アストロホップ®はダイセルの商品名

アストロホップ®は、株式会社ダイセルが開発した「ホップ抽出発酵物」の製品名です。

ダイセルは、腸内で行われる代謝反応をタンク内で再現し、8PNを高濃度かつ安定的に生産する技術を確立しました。2024年9月から、健康食品メーカーなどに向けた食品素材として販売しています。

つまり、両者の関係は次のようになります。

  • 8PN:成分の名称
  • アストロホップ®:8PNを含むダイセルの食品素材名

ダイセルは、エクオールやウロリチンなど、腸内細菌が作り出す「腸内代謝物」の研究・製品化にも取り組んでいます。アストロホップ®は、その技術を応用した食品素材の一つです。

アストロホップという名前の由来

「アストロ」は宇宙、「ホップ」は原料となるホップを表しています。

宇宙空間では重力による筋肉への負荷が小さくなるため、長期間滞在した宇宙飛行士には筋量や筋力の低下が起こります。

ダイセルは、こうした宇宙のように筋肉へ負荷をかけにくい環境でも活躍できるように、という思いを込めて「アストロホップ®」と命名したと説明しています。

8PNの効果は?研究で分かっていること

8PNについては、主に次のような働きが研究されています。

  • 筋肉を使わないことで起こる筋量低下への作用
  • 筋量低下後の回復への作用
  • 筋肉へのアミノ酸取り込み
  • エストロゲン様作用

ここで注意したいのは、研究で示された可能性と、市販サプリメントを飲んだ人に同じ結果が出ることは別だという点です。

廃用性筋萎縮を抑える可能性

8PNの筋肉研究で特に注目されているのが、「廃用性筋萎縮」に関する作用です。

廃用性筋萎縮とは、安静や固定などによって筋肉を長期間使わないことで、筋量や筋力が低下する状態を指します。

2012年に公表されたマウスを使った研究では、8PNを摂取した群で、脚を使わないことによる筋量低下が抑えられたと報告されています。

また、筋タンパク質の分解に関係する遺伝子の発現が抑えられたことも報告されています。

ただし、これはマウスを使った研究結果です。ヒトがサプリメントとして摂取した場合の効果を直接証明したものではありません。

筋量低下後の回復を支える可能性

2016年に公表された別のマウス研究では、脚の固定を解除した後の筋肉の回復について調べられました。

この研究では、8PNを摂取した群で、筋量や筋線維の回復が促進された可能性が報告されています。

このことから、8PNは筋肉の分解を抑える方向だけでなく、使わなくなった筋肉の回復にも関係する可能性が研究されています。

筋肉へのアミノ酸取り込みに関する研究

ダイセルは、8PNについて「骨格筋へのアミノ酸取り込みを促進する可能性」があると説明しています。

筋肉の材料となるアミノ酸は、食事やプロテインから摂取するだけでなく、体内で利用されることが重要です。

この研究背景から、8PNとプロテインを組み合わせた商品も販売されています。

ただし、「プロテインの吸収率が上がる」「摂取したアミノ酸が無駄なく筋肉になる」といった意味ではありません。商品の広告表現と、研究で確認された内容を分けて考える必要があります。

ヒトで8PNの筋肉への効果は確認されている?

現時点では、8PNの筋肉への働きを裏付ける研究は、動物実験や基礎研究が中心です。

ダイセルは2024年の販売開始時点で、筋機能に関する機能性表示食品の届出を目指し、ヒト試験の準備を進めていると発表していました。

2026年7月10日時点で確認できた公式情報では、8PNを機能性関与成分とする機能性表示食品が公開されたという発表は確認できませんでした。

そのため、8PNを「ヒトで筋萎縮を予防することが確認された成分」と紹介するのは早いと考えられます。

なお、機能性表示食品は、国が効果や安全性を個別に審査して承認する制度ではありません。事業者が科学的根拠などを消費者庁に届け出て、事業者の責任で機能性を表示する制度です。

8PNの副作用と安全性

8PN配合商品を検討する際は、「天然由来だから安全」と決めつけず、配合量や他の成分も確認することが大切です。

8PNにはエストロゲン様作用がある

8PNは、植物性エストロゲンに分類される成分です。ホップに含まれる成分の中でも、比較的強いエストロゲン様活性を持つことが研究で報告されています。

この性質から、更年期のほてりなどに関する研究も行われてきました。一方で、ホルモンの影響を受ける可能性がある方は慎重に判断する必要があります。

次に該当する方は、自己判断で摂取せず、医師や薬剤師へ相談してください。

  • 妊娠中、授乳中、妊娠を希望している方
  • 未成年者
  • ホルモン剤を使用している方
  • 乳腺・子宮・卵巣などの疾患で治療中または経過観察中の方
  • ほかのサプリメントや医薬品を複数使用している方

ピリピリ感は8PNではなくベータアラニンの可能性

8PN配合商品の中には、ベータアラニンを一緒に配合している商品があります。

ベータアラニンを一度に摂取すると、皮膚のピリピリ感、かゆみ、ほてりに似た感覚が出ることがあります。この反応は「パレステジア」と呼ばれます。

多くの場合は一時的とされていますが、8PNそのものによる反応とは限りません。商品ごとに原材料が異なるため、症状が出た場合は成分表示を確認してください。

症状が強い、長時間続く、発疹や息苦しさなど別の症状がある場合は、摂取を中止して医療機関へ相談してください。

8PN配合サプリ・プロテイン比較【2026年版】

2026年7月10日時点で確認できた、主な8PN・アストロホップ®配合商品を紹介します。

価格や販売状況は変更される可能性があります。購入前にメーカーまたは販売店の最新情報をご確認ください。

商品名 種類 内容量 価格・状況
セルズパワー 8-PN スペルミジン サプリメント 60粒・約30日分 3,780円(税込)
Wellni THE 8PN サプリメント 30粒・約30日分 オープン価格
Wellni 8PN ホエイプロテイン ホエイプロテイン 1kg 販売店により異なる
Wellni ボタニカルプロテイン 植物性プロテイン 390g 販売店により異なる
銀座まるかん ohセレブ キンニクサプリ 多成分サプリメント 155粒・約31日分 12,960円(税込)・予約販売

セルズパワー 8-PN スペルミジン

  • 価格:3,780円(税込)
  • 内容量:60粒
  • 摂取目安:1日2粒
  • 主な特徴:アストロホップ®と大豆由来のポリアミン素材を配合

8PNだけでなく、スペルミジンを含む大豆由来素材「ソイポリア®」を組み合わせた商品です。

複数の注目成分をまとめて摂取したい人向けですが、どの成分をどの程度摂取できるのか、商品表示を確認して選びましょう。

Wellni THE 8PNサプリメント

  • 内容量:30粒
  • 摂取目安:1日1粒
  • 価格:オープン価格
  • 主な特徴:8PNを単体サプリに近い形で取り入れやすい

プロテインや、たんぱく質を含む食事と組み合わせることを想定した商品です。

Wellni 8PN ホエイプロテイン

  • 内容量:1kg
  • 種類:ホエイプロテイン
  • たんぱく質:1食当たり約20.5g
  • 主な特徴:ホエイプロテインに8PNを配合

プロテインと8PNを別々に購入する必要がない点が特徴です。日常的にプロテインを飲んでいる人にとっては取り入れやすい形といえます。

銀座まるかん「ohセレブ キンニクサプリ」

  • 価格:12,960円(税込)
  • 内容量:155粒
  • 摂取目安:1日5粒
  • 販売状況:2026年7月末ごろから順次発送予定

8PNのほか、ホエイプロテイン加水分解物、コラーゲンペプチド、ベータアラニンなど、複数の成分を配合した商品です。

2025年発売の商品ではなく、2026年6月から予約受付が始まった新商品です。発売時期の記載を間違えないよう注意してください。

8PN配合サプリを実際に試した感想

筆者は、関係者を通じて「ohセレブ キンニクサプリ」のサンプルを試す機会がありました。

以下はあくまで筆者個人の感想であり、8PNの効果や安全性を証明するものではありません。

摂取後に手足の温かさとピリピリ感があった

摂取後しばらくして、手足がじんわり温かくなり、皮膚が少しピリピリするような感覚がありました。

最初は8PNによる反応かと思いましたが、この商品にはベータアラニンも配合されています。そのため、一般にベータアラニンで起こることがあるパレステジアだった可能性があります。

私の場合は時間の経過とともに治まりましたが、同じ商品を摂取した全員に同じ反応が起こるとは限りません。

短期間では筋肉への効果を判断できない

数回摂取しただけでは、筋量や筋力への影響は分かりませんでした。

筋肉量は、食事、運動量、年齢、睡眠、体調など多くの要因に影響されます。サプリメントを飲んだ直後の体感だけで、筋肉への効果を判断することはできません。

8PNとプロテイン・BCAAの違い

プロテインとの違い

プロテインは、筋肉を含む体の組織を作る材料となる「たんぱく質」を補う食品です。

一方、8PNはたんぱく質そのものではありません。筋肉を使わないことによる筋量低下や、アミノ酸の取り込みに関係する可能性が研究されている成分です。

8PNを摂取しても、食事から必要なたんぱく質を取らなくてよいわけではありません。

BCAAとの違い

BCAAは、バリン、ロイシン、イソロイシンという3種類の必須アミノ酸です。

BCAA自体が筋肉の材料になるのに対し、8PNはアミノ酸ではありません。成分の種類も、研究されている働きも異なります。

8PNサプリを選ぶときのポイント

8PN配合商品を比較する際は、価格だけでなく次の点を確認しましょう。

  • 1日当たりの摂取目安量
  • 8PNまたはアストロホップ®の配合表示
  • ベータアラニンなど、ほかの配合成分
  • アレルギー表示
  • 1日当たりにかかる価格
  • 製造工場や品質管理に関する情報
  • 医薬品との併用に関する注意書き

8PNの具体的な含有量が公開されていない商品もあります。配合量を比較したい場合は、メーカーへ問い合わせる必要があります。

8PNだけに頼らず、食事と運動も大切

筋肉量や筋力を維持する基本は、十分な栄養と無理のない身体活動です。

病気や怪我で安静を指示されている場合は、サプリメントを使って自己流で対処するのではなく、医師や理学療法士などの指示を優先してください。

また、サルコペニアやフレイルは、筋肉量だけで判断できるものではありません。歩行速度、握力、食事量、体重減少などを含め、専門家による総合的な評価が必要です。

アストロホップ®・8PNについてよくある質問

Q1.8PNはビールを飲めば摂取できますか?

ホップ由来の成分はビールにも含まれますが、含有量や体内での変換には個人差があります。8PNを摂取する目的で飲酒量を増やすことは推奨できません。

Q2.8PNを飲めば運動しなくても筋肉を維持できますか?

そのように断定できるヒトでの十分な研究結果は確認されていません。動物実験では廃用性筋萎縮に関する研究がありますが、サプリメントが運動やリハビリの代わりになるわけではありません。

Q3.8PNに副作用はありますか?

8PNはエストロゲン様活性を持つ成分です。また、商品に一緒に配合されたベータアラニンによって、ピリピリ感やほてりを感じることがあります。

体質、服薬状況、商品の配合成分によっても異なるため、異常を感じた場合は摂取を中止してください。

Q4.8PNは機能性表示食品ですか?

アストロホップ®は食品メーカー向けの機能性食品素材ですが、素材であることと、最終商品が機能性表示食品であることは別です。

2026年7月10日時点で確認した範囲では、8PNを機能性関与成分とする機能性表示食品が公開されたという公式発表は確認できませんでした。

Q5.効果が出るまで何か月かかりますか?

現時点では、8PNサプリメントを何か月飲めばヒトの筋肉に効果が出る、と判断できる十分な根拠はありません。

「1~3か月で効果が出る」などの期間を一律に示すことは避け、商品の摂取目安を守ってください。

Q6.薬と一緒に飲んでも大丈夫ですか?

薬の種類や治療中の疾患によって判断が異なります。特にホルモンに関係する薬を使用している方は、自己判断で併用せず、医師または薬剤師へ相談してください。

まとめ:8PNは注目素材だが、ヒトでの研究結果を待ちたい

アストロホップ®は、ホップ由来の8-プレニルナリンゲニンを含む、ダイセルの食品素材です。

  • 8PNはホップ由来のプレニルフラボノイド
  • 腸内代謝反応を応用した技術で安定生産されている
  • 動物実験では廃用性筋萎縮や筋肉の回復に関する研究がある
  • 筋肉へのアミノ酸取り込みについても研究されている
  • 筋肉関連の根拠は動物実験や基礎研究が中心
  • エストロゲン様作用があるため、摂取に注意が必要な人もいる
  • 商品に含まれるベータアラニンでピリピリ感が出る場合がある

新しい研究素材として期待される一方で、現段階では「飲むだけで筋肉を守れるサプリ」と結論づけることはできません。

今後、ヒトを対象とした研究結果や、機能性表示食品の届出状況が公表されるかどうかが、8PNを評価する上で重要なポイントになりそうです。

主な参考情報

  • 株式会社ダイセル「ホップ抽出物の腸内代謝物『アストロホップ®』を販売開始」
  • 株式会社ダイセル「アストロホップ®製品紹介」
  • 株式会社ダイセル「2025年度 第78回 化学・環境技術賞」受賞発表
  • Mukai R, et al. Prevention of disuse muscle atrophy by dietary ingestion of 8-prenylnaringenin.
  • Mukai R, et al. 8-Prenylnaringenin promotes recovery from immobilization-induced muscle atrophy.
  • 消費者庁「機能性表示食品について」

最終更新日:2026年7月11日

タイトルとURLをコピーしました