フレッシュロックをやめた理由は?代替品や使い続ける人の声も紹介

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キッチンの収納に悩んでいませんか? フレッシュロックを使っていたけれど、なんだか使いづらくて…。そんな経験はありませんか? 今回は、フレッシュロックをやめた理由と、その代替案について詳しくお話しします。

フレッシュロックの主な問題点

場所を取りすぎる

フレッシュロックは確かに便利な保存容器ですが、使っているうちに気づく問題点があります。その一つが、場所を取りすぎることです。

四角い形状は一見スペースを有効活用できそうですが、実際に使ってみると意外と場所を取ります。特に、キッチンの引き出しや棚に収納する際に困ることが多いようです。

例えば、1.1Lサイズのフレッシュロックは幅96mm、奥行109mm、高さ150mmあります。これを複数並べると、あっという間に引き出しや棚のスペースが埋まってしまいます。

また、フレッシュロックは重ねて収納することができません。そのため、縦方向のスペースを有効活用できず、結果的に収納効率が悪くなってしまうのです。

食洗機で洗えない

フレッシュロックの素材は耐熱温度が60度と低いため、食洗機での洗浄ができません。これは、毎日の家事の中で意外と大きな負担になります。

食洗機が使えないということは、すべて手洗いしなければならないということです。粉物や調味料を入れていた容器は、しっかり洗わないと匂いが残ってしまいます。

特に、カレー粉やスパイスなどの香りの強い食材を入れていた場合、手洗いでは匂いが取れにくいことがあります。これは、次に別の食材を入れる際に問題になることがあります。

また、手洗いの際に水滴が残りやすく、完全に乾かすのに時間がかかります。湿気が残ると、次に入れる食材に影響を与える可能性もあるので注意が必要です。

完全密閉ではない

フレッシュロックは気密性が高いと言われていますが、実は完全な密閉ではありません。これは、湿気に弱い食材を保存する際に問題になることがあります。

例えば、粉末のコーヒーや紅茶、乾燥した海苔やわかめなどを保存する場合、少しずつ湿気を吸ってしまう可能性があります。これにより、食材の風味が落ちたり、固まってしまったりすることがあります。

また、匂いの強い食材を保存した場合、その匂いが他の食材に移ってしまうこともあります。これは、特に冷蔵庫内で保存する際に注意が必要です。

フレッシュロックをやめた人の声

中身の移し替えが面倒

フレッシュロックを使っていた多くの人が、中身の移し替えの面倒さを理由にやめたと言っています。

例えば、小麦粉や砂糖などの粉物を移し替える際、どうしてもこぼれてしまうことがあります。これは、キッチンを汚すだけでなく、食材の無駄にもつながります。

また、パスタや米などの粒状の食材を移し替える際も、思ったより手間がかかります。特に、フレッシュロックの口が小さいサイズの場合、移し替えにストレスを感じる人も多いようです。

さらに、移し替えた後の空き袋の処理も面倒です。完全に空にできないことが多く、少量の食材が残ってしまいます。これをどう処理するか悩む人も多いようです。

パッキンの劣化が気になる

フレッシュロックのパッキンは、使用頻度や保存する食材によって劣化することがあります。これを気にして、フレッシュロックの使用をやめた人も少なくありません。

パッキンが劣化すると、気密性が低下し、湿気や匂いが入りやすくなります。特に、油分を含む食材を保存した場合、パッキンが膨張したり変形したりすることがあります。

また、パッキンの色が変わってしまうこともあります。例えば、カレー粉やターメリックなどの色の濃い食材を保存すると、パッキンが黄色く変色することがあります。

パッキンの交換は可能ですが、手間がかかります。また、交換用のパッキンを購入するコストも考えると、長期的には経済的ではないと感じる人もいるようです。

価格が高い

フレッシュロックは、他の保存容器と比べると価格が高めです。これが、使用をやめる理由の一つになっている人もいます。

例えば、1.1Lサイズのフレッシュロックは、一般的に1000円前後で販売されています。同じサイズの一般的なプラスチック容器と比べると、2倍以上の価格になることもあります。

複数の容器が必要な場合、この価格差は大きな負担になります。特に、家族が多い家庭や、料理が趣味で多くの食材を保存する必要がある人にとっては、初期投資が高くなってしまいます。

また、前述のパッキンの劣化問題もあり、定期的に新しい容器に買い替える必要があることを考えると、長期的なコストも無視できません。

フレッシュロックの代替品

ダイソーの類似品

フレッシュロックの代替品として、多くの人がダイソーの類似品を選んでいます。ダイソーには、フレッシュロックによく似た形状と機能を持つ保存容器が販売されています。

ダイソーの類似品は、フレッシュロックと比べてかなり安価です。例えば、1.4Lサイズの保存容器が220円程度で購入できます。これは、同サイズのフレッシュロックの5分の1以下の価格です。

また、ダイソーの類似品は食洗機対応のものもあります。これは、フレッシュロックにはない大きなメリットです。毎日の家事の負担を軽減したい人にとっては、魅力的な選択肢になるでしょう。

ただし、ダイソーの類似品は気密性や耐久性がフレッシュロックに劣る場合があります。特に、湿気に弱い食材を長期保存する場合は注意が必要です。

ジップロックコンテナ

ジップロックコンテナも、フレッシュロックの代替品として人気があります。ジップロックコンテナは、フレッシュロックと同様に透明で中身が見やすく、密閉性も高いです。

ジップロックコンテナの大きな特徴は、電子レンジ対応であることです。これは、保存した食材をそのまま温められるため、非常に便利です。また、冷凍保存にも適しているので、使い方の幅が広がります。

価格面でも、ジップロックコンテナはフレッシュロックより手頃です。例えば、4個セットで1000円程度で購入できるものもあります。

ただし、ジップロックコンテナは四角形ではなく、やや丸みを帯びた形状のものが多いです。そのため、引き出しなどにぴったり収まらない場合があります。また、スタッキングはできますが、フレッシュロックほどすっきりとした見た目にはならないかもしれません。

タッパーウェア

タッパーウェアは、長年愛用されている保存容器ブランドです。フレッシュロックの代替品として選ぶ人も多いようです。

タッパーウェアの最大の特徴は、その耐久性です。適切に使用すれば、何年も使い続けることができます。また、気密性も高く、食材の鮮度を長く保つことができます。

さらに、タッパーウェアは食洗機対応、電子レンジ対応、冷凍庫対応と、使い勝手が非常に良いです。これは、フレッシュロックにはない大きなメリットです。

ただし、タッパーウェアはフレッシュロックよりもさらに高価です。初期投資は大きくなりますが、長期的に見れば経済的な選択肢になる可能性があります。

また、タッパーウェアは色やデザインが豊富です。キッチンのインテリアに合わせて選べるのも魅力の一つです。ただし、透明ではないものも多いので、中身が見えにくい場合があります。

フレッシュロックを使い続ける工夫

効率的な収納方法

フレッシュロックを使い続けたい場合、効率的な収納方法を工夫することで、使いやすさを向上させることができます。

まず、サイズごとに分けて収納することをおすすめします。例えば、小さいサイズは引き出しに、大きいサイズは棚に収納するなどです。これにより、必要な容器をすぐに取り出せるようになります。

また、ラベリングも効果的です。透明な容器なので中身は見えますが、ラベルをつけることでさらに分かりやすくなります。特に、粉物など見た目が似ている食材を保存する場合に便利です。

さらに、フレッシュロックを縦に並べて収納する方法もあります。これにより、スペースを有効活用できます。ただし、この場合は取り出しやすさに注意が必要です。重いものは下に、軽いものは上に置くなどの工夫が必要です。

パッキンのお手入れ

フレッシュロックを長く使い続けるためには、パッキンのお手入れが重要です。

まず、使用後は必ずパッキンを取り外して洗います。食材の残りかすが付いたままだと、カビの原因になる可能性があります。洗剤で優しく洗い、しっかりと乾かしましょう。

また、定期的にパッキンを交換することも大切です。一般的に、1年から2年に一度の交換が推奨されています。ただし、使用頻度や保存する食材によっては、もっと頻繁に交換が必要な場合もあります。

パッキンの劣化を防ぐために、油分の多い食材や色の濃い食材を保存する際は注意が必要です。これらの食材を保存する場合は、内袋に入れてからフレッシュロックに入れるなどの工夫をしましょう。

用途に合わせた使い分け

フレッシュロックを効果的に使い続けるためには、用途に合わせた使い分けが重要です。

例えば、湿気に弱い食材(粉類、乾燥食品など)の保存にはフレッシュロックを使い、それ以外の食材には他の容器を使うという方法があります。これにより、フレッシュロックの特性を最大限に活かすことができます。

また、頻繁に使う食材と、たまにしか使わない食材で容器を分けるのも良いでしょう。頻繁に使う食材はアクセスしやすい場所に、たまにしか使わない食材は奥の方に置くなどの工夫ができます。

さらに、サイズの使い分けも重要です。小さいサイズは調味料や少量の食材に、大きいサイズは米やパスタなどのまとめ買いした食材に使うなど、効率的な使い方を考えましょう。

まとめ:フレッシュロックの活用法と代替案

フレッシュロックには確かに問題点がありますが、工夫次第で使いやすくなります。効率的な収納方法、適切なお手入れ、用途に合わせた使い分けを心がけましょう。それでも難しい場合は、ダイソーの類似品、ジップロックコンテナ、タッパーウェアなどの代替品を検討してみてください。大切なのは、自分のライフスタイルに合った保存容器を選ぶことです。

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