最近、SNSで話題沸騰中の「裏MBTI診断」。普通のMBTIとは一体どう違うの?気になりますよね。この記事では、裏MBTI診断の特徴や普通のMBTIとの違い、診断方法、16タイプの性格特徴まで詳しくご紹介します。自分の隠れた一面を発見したい方、新しい自己分析ツールを探している方必見です。
裏MBTI診断って何?
裏MBTI診断は、従来のMBTI(マイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標)をベースにした新しい性格診断法です。TikTokを中心に広まり、今や若者の間で大流行の兆しを見せています。
裏MBTIの特徴
裏MBTIの最大の特徴は、わずか4つの質問で性格タイプを判定できる手軽さです。従来のMBTIが93問もの質問に答える必要があったのに比べ、格段に簡単になりました。
また、裏MBTIは従来のMBTIと同じく16タイプに分類されますが、その内容や解釈は大きく異なります。裏MBTIでは、より現代的で斬新な切り口から性格を分析します。例えば、「革命家」や「怪盗」といった、ちょっとミステリアスで魅力的なネーミングが特徴的です。
普通のMBTIとの違い
では、裏MBTIと普通のMBTIの違いについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
まず、診断方法の違いが挙げられます。普通のMBTIが多数の質問から詳細な性格分析を行うのに対し、裏MBTIは4つの簡単な質問で即座に結果が出ます。この手軽さが、SNS世代に受け入れられている大きな理由の一つです。
次に、性格タイプの解釈の違いがあります。普通のMBTIが「内向型」「外向型」といった比較的オーソドックスな分類を用いるのに対し、裏MBTIは「革命家」「怪盗」「呪術師」など、より個性的で想像力をかき立てるネーミングを採用しています。
さらに、裏MBTIは非公式の診断法であるという点も大きな違いです。普通のMBTIには公式の協会があり、その内容や解釈に一定の基準がありますが、裏MBTIにはそういった公的な裏付けがありません。これは、裏MBTIをより自由に楽しめる反面、その信頼性や一貫性には注意が必要ということを意味します。
裏MBTI診断のやり方
それでは、実際に裏MBTI診断をやってみましょう。たった4つの質問に答えるだけで、あなたの裏の性格タイプがわかります。
4つの質問で分かる性格タイプ
1つ目の質問は、回転する人影の動画を見て、右回りか左回りかを答えるものです。右回りに見えた場合は「U」、左回りに見えた場合は「O」となります。
2つ目の質問では、特定の画像を見て、最初に何が見えたかを答えます。かじられたリンゴに見えた場合は「D」、向かい合う男女の横顔に見えた場合は「G」です。
3つ目の質問は、有名な「ドレスの色」問題です。白と金に見えた場合は「M」、青と黒に見えた場合は「C」となります。
最後の質問では、動物の写真と自然風景の写真のどちらに癒されるかを選びます。動物に癒される場合は「R」、自然風景に癒される場合は「L」です。
これらの質問に答えることで、4つのアルファベットの組み合わせが決まり、それがあなたの裏MBTI診断結果となります。
診断結果の見方
診断結果の4つのアルファベットには、それぞれ意味があります。
1文字目の「O」は開放性、「U」は閉鎖性を表します。開放的で社交的な性格か、内向的で静かな環境を好む性格かを示しています。
2文字目の「D」は指示性、「G」は協調性を意味します。リーダーシップを発揮するタイプか、周囲の意見を尊重しながら物事を進めるタイプかを表しています。
3文字目の「C」は認知性、「M」は現実性を表します。論理的思考を好むか、感覚的な判断を重視するかの違いを示しています。
最後の文字、「R」は反応性、「L」は論理性を意味します。感情的な反応を示すか、冷静に状況を分析するかの傾向を表しています。
これらの組み合わせによって、16種類の性格タイプが決定されます。例えば、「UDMR」なら「革命家」タイプということになります。
裏MBTIの16タイプ一覧
裏MBTIの16タイプは、4つのグループに分類されています。それぞれのグループには特徴があり、同じグループ内のタイプには共通点が見られます。
オレンジグループ
オレンジグループには、「革命家(UDMR)」「創造者(UDCR)」「地面師(UDCL)」「文豪(ODMR)」が含まれます。このグループは、強いリーダーシップと創造性を持ち合わせているのが特徴です。
例えば、「革命家(UDMR)」は勇気があり、人の気持ちを察する能力に優れています。そのため、周囲からの信頼も厚いのですが、発言が過激なこともあり、一定数の敵を作ってしまうこともあります。しかし、一度決めたことはやり切る胆力があるため、世の中を大きく変える可能性を秘めています。歴史上の人物では、ナポレオン・ボナパルトがこのタイプに該当すると言われています。
ブルーグループ
ブルーグループには、「呪術師(UGCR)」「軍師(OGML)」「ジャーナリスト(OGCR)」「怪盗(UGML)」が含まれます。このグループは、ミステリアスな一面を持ちながら、分析力や発想力に優れているのが特徴です。
「呪術師(UGCR)」は、プレッシャーに弱く、時に不安に襲われることもある繊細な人物です。しかし、知的好奇心が高く、未知の領域への探求を恐れません。鋭い直感や高い洞察力を持ち合わせているため、独特のアイディアや発想を生み出すことが得意です。有名人では、江原啓之さんがこのタイプに該当すると言われています。
グリーングループ
グリーングループには、「提督(UGMR)」「求道者(OGMR)」「武闘家(OGCL)」「曲芸師(UGCL)」が含まれます。このグループは、強い意志と行動力を持ち、目標に向かって突き進む傾向があります。
「提督(UGMR)」は、裏MBTIの中で最もモテるタイプと言われています。普段は冷静な発言や行動を心がけていますが、肝心なところで人の奥底の感情に気づく能力があり、それをケアする優しさも持ち合わせています。いわゆる「ツンデレ」タイプで、徳川家康がこのタイプの代表例とされています。
ピンクグループ
ピンクグループには、「芸術家(ODML)」「探偵(ODCL)」「占い師(UDML)」「外交官(ODCR)」が含まれます。このグループは、感受性が豊かで、人間関係を大切にする傾向があります。
「芸術家(ODML)」は、豊かな感性と独創的な発想力を持ち合わせています。周囲の影響を受けやすく、時に感情の起伏が激しいこともありますが、その感性を活かして素晴らしい作品を生み出す能力があります。有名人では、ゴッホやピカソがこのタイプに該当すると言われています。
裏MBTIの使い方と注意点
裏MBTI診断は、自己理解を深めたり、他人との関係性を考えたりするのに役立つツールです。しかし、使い方を間違えると、かえって自分を縛ってしまう可能性もあります。ここでは、裏MBTIを楽しく、有効に活用するためのコツと注意点をお伝えします。
エンタメとして楽しむコツ
裏MBTI診断の最大の魅力は、その手軽さと楽しさにあります。4つの質問に答えるだけで、自分の隠れた一面を発見できる可能性があるのです。
まずは、診断結果を深刻に受け止めすぎないことが大切です。自分のタイプが「革命家」だからといって、明日から世界を変えようと意気込む必要はありません。むしろ、「へえ、こんな一面があったのかも」くらいの軽い気持ちで受け止めましょう。
また、友達や家族と一緒に診断してみるのも楽しいでしょう。お互いの結果を比べて「あー、確かにそんな感じする!」なんて盛り上がるのも、裏MBTI診断の醍醐味です。
さらに、自分のタイプの特徴を参考に、新しい趣味や挑戦を見つけるきっかけにするのもいいかもしれません。例えば、「呪術師」タイプなら、神秘学や占星術に興味を持ってみるのはどうでしょうか。
過信は禁物!
一方で、裏MBTI診断にはいくつかの注意点もあります。
まず、この診断はあくまでもエンターテインメントの一種であり、科学的な裏付けがあるわけではありません。そのため、診断結果を絶対視したり、人生の重要な決断の基準にしたりするのは避けましょう。
また、自分のタイプに当てはまらない部分があっても、それは全く問題ありません。人間の性格は複雑で多面的なものです。16タイプに綺麗に分類できるほど単純ではないのです。
さらに、他人のタイプを決めつけたり、タイプによって人を判断したりするのも避けるべきです。「あの人は〇〇タイプだから、きっと△△なはず」といった先入観を持つと、かえって人間関係を損なう可能性があります。
裏MBTI診断は、あくまでも自己理解や他者理解のきっかけとして活用するのが望ましいでしょう。診断結果を参考にしつつ、実際の行動や感情を大切にすることが、この診断を有効に活用するコツです。
まとめ:裏MBTIで新しい自分を発見
裏MBTI診断は、従来のMBTIとは一味違う、新しい自己分析ツールです。4つの質問で手軽に診断でき、16の個性的なタイプに分類される点が特徴です。エンターテインメントとして楽しみつつ、自己理解のきっかけとして活用することで、新たな自分の一面を発見できるかもしれません。ただし、診断結果を過信せず、あくまでも参考程度に捉えることが大切です。裏MBTIを通じて、自分自身や周囲の人々との関係性について、新たな視点を得てみてはいかがでしょうか。