韓国旅行に行きたいけれど、予算が心配…。そんな方のために、2泊3日の韓国旅行にかかる費用と、賢く節約する方法をご紹介します。航空券やホテル代から、現地での食事代まで、リアルな費用を詳しく解説します。これを読めば、予算内で楽しい韓国旅行が実現できるはず。さあ、一緒に韓国旅行の計画を立てていきましょう。
韓国2泊3日、いくらあれば足りる？
韓国旅行2泊3日の平均予算は、約8万円から10万円程度です。でも、実際にかかる費用は旅行スタイルによって大きく変わります。贅沢したい人は10万円以上、節約上手な人なら6万円台で収めることも可能です。
航空券の相場と賢い選び方
航空券は韓国旅行の費用の中で大きな割合を占めます。成田や羽田からソウルまでの往復航空券は、3万円から5万円程度が相場です。ただし、時期や航空会社によって大きく変動します。
賢く航空券を選ぶコツは、まず格安航空会社（LCC）を利用すること。LCCを使えば、運が良ければ往復2万円台で韓国に行けることも。ただし、手荷物制限が厳しかったり、機内食が別料金だったりするので注意が必要です。
次に、平日の便を選ぶこと。週末や祝日は料金が高くなりがちです。また、早朝便や深夜便を利用すれば、さらに安く抑えられます。ただし、空港までの交通費や、現地での時間の使い方も考慮に入れましょう。
ホテル代の目安とコスパの良い宿泊先
ホテル代は1泊あたり5,000円から2万円程度まで、幅広い選択肢があります。2泊3日の旅行なら、合計1万円から4万円くらいを見込んでおけば安心です。
コスパの良い宿泊先を選ぶコツは、まず立地を重視すること。観光地や地下鉄駅の近くのホテルを選べば、交通費の節約にもなります。明洞や東大門エリアは、観光にも買い物にも便利です。
次に、口コミをしっかりチェックすること。星の数だけでなく、実際に宿泊した人の感想を読むことで、清潔さやサービスの質がわかります。また、朝食付きのプランを選べば、朝食代を節約できるだけでなく、朝からしっかり栄養を摂れて1日を有効に使えます。
食費・交通費・観光費用の内訳
食費は1日あたり5,000円から1万円程度を見込んでおくと良いでしょう。韓国の食事は日本と比べてリーズナブルです。屋台やローカルな食堂を利用すれば、1食1,000円程度で済みます。一方で、有名レストランや焼肉店では1人5,000円以上かかることも。
交通費は2泊3日で5,000円から1万円程度です。地下鉄やバスを利用すれば、1回の乗車が1,000ウォン（約100円）程度で済みます。便利なT-moneyカードを購入すれば、さらにお得に移動できます。
観光費用は、訪れる場所によって大きく変わります。景福宮や昌徳宮などの主要観光地の入場料は3,000ウォン（約300円）程度です。美術館や博物館も同じくらいの料金です。ただし、N ソウルタワーの展望台など、人気スポットは1万ウォン（約1,000円）以上かかることもあります。
予算別おすすめプラン
予算に応じて、韓国旅行の楽しみ方は無限大。ここでは、予算別におすすめのプランをご紹介します。
6万円で楽しむ韓国2泊3日
6万円という予算は、かなり節約が必要ですが、工夫次第で十分楽しめます。まず、LCCの格安航空券を利用し、3万円以内に抑えます。宿泊先は、清潔で立地の良いゲストハウスを選びましょう。1泊3,000円程度で見つかります。
食事は、屋台や市場の食堂を中心に。トッポッキやチヂミなど、韓国の庶民的な料理を楽しめます。観光は、無料で楽しめるスポットを中心に回ります。南大門市場や東大門市場は、見るだけでも楽しいですし、お土産探しにも最適。景福宮や徳寿宮の外苑は、入場料を払わなくても十分雰囲気を味わえます。
8万円でちょっと贅沢な韓国旅行
8万円あれば、もう少しゆとりを持って旅行を楽しめます。航空券は4万円程度に設定し、座席指定や手荷物追加などのオプションも検討できます。宿泊先は、3つ星クラスのホテルを選びましょう。1泊5,000円から7,000円程度で、快適に過ごせます。
食事は、ローカルな食堂と有名店をミックス。1日1回は、サムギョプサルや海鮮鍋など、ちょっと贅沢な韓国料理を楽しみましょう。観光では、N ソウルタワーの展望台やロッテワールドタワーなど、入場料は高めですが、ソウルの絶景を楽しめるスポットも組み込めます。
10万円以上で韓国を満喫するコツ
10万円以上の予算があれば、韓国旅行をより深く楽しめます。航空券は、快適な座席や便利な時間帯を選びましょう。宿泊先は、4つ星以上のホテルや、韓国の伝統家屋「韓屋」を改装したブティックホテルなど、特別な体験ができる場所を選びます。
食事は、ミシュランガイドに掲載されたレストランや、人気の焼肉店など、グルメを存分に楽しみましょう。観光では、ガイド付きのプライベートツアーを利用するのもおすすめ。ソウルの隠れた名所や、地元の人しか知らないスポットを巡れます。また、エステやスパなどの韓国ビューティーも体験してみましょう。
韓国旅行を格安にする7つの裏技
韓国旅行をより安く、でも充実させるための裏技をご紹介します。これらを活用すれば、予算を抑えつつ、満足度の高い旅行が実現できるはずです。
オフシーズンを狙え！
韓国旅行の費用を大幅に抑えるなら、オフシーズンを狙うのが一番の近道です。7月下旬から8月、12月下旬から1月上旬は、航空券もホテルも高騰します。逆に、6月や11月は比較的安く旅行できます。ただし、6月は梅雨時期で雨が多く、11月は寒さが厳しくなり始めるので、防寒対策は必須です。
格安航空券のゲットは○○がベスト
格安航空券を手に入れるなら、航空会社の公式サイトを直接チェックするのがベスト。特に、LCCは公式サイトで予約すると、手数料がかからずお得です。また、航空会社のSNSをフォローしておくと、限定セールの情報をいち早くゲットできます。
ただし、格安航空券は座席数に限りがあるので、見つけたらすぐに予約することが大切。「もう少し安くならないかな」と迷っているうちに、あっという間に売り切れてしまうことも。
現地で使える割引クーポンの入手法
韓国観光公社の公式サイトでは、外国人観光客向けの割引クーポンを配布しています。ショッピングモールやレストラン、観光施設など、様々な場所で使えるクーポンが無料でダウンロードできます。
また、韓国の携帯電話会社が提供する「ロミムシムカード」を購入すると、観光地や飲食店で使える割引クーポンがついてくることも。通信費の節約にもなるので、一石二鳥です。
食事代を抑えるローカルフード活用術
韓国旅行で食事代を抑えるなら、ローカルフードの活用が鉄則。特に、大学街周辺の食堂は、学生向けの安くて美味しい料理が楽しめます。ソウル大学や梨花女子大学の周辺には、リーズナブルな食堂がたくさんあります。
また、市場の中にある食堂も要チェック。東大門市場や広蔵市場には、地元の人に人気の食堂が軒を連ねています。キンパ（韓国風のり巻き）やトッポッキなど、韓国の庶民的な料理を安く楽しめます。
観光地の入場料を節約するテクニック
韓国の主要な観光地では、外国人観光客向けの割引制度があります。例えば、ソウルの5大宮殿（景福宮、昌徳宮、昌慶宮、徳寿宮、慶熙宮）は、「統合観覧券」を購入すると、個別に入場するよりも安くなります。
また、ソウルの主要な観光地を巡る「ソウルシティツアーバス」を利用すると、効率よく観光できるだけでなく、入場料の割引も受けられます。1日乗車券を購入すれば、乗り降り自由なので、交通費の節約にもなります。
買い物はどこで？お得なショッピングスポット
韓国でのショッピングは、免税店が安いというイメージがありますが、実はそうでもありません。特に化粧品は、ドラッグストアの方が安いことも。オリーブヤングやLOHBなどの大型ドラッグストアでは、日本未発売の商品も多く、お土産探しにも最適です。
また、東大門市場や南大門市場では、掘り出し物が見つかることも。ただし、値段交渉は必須。最初に提示された価格の7割くらいを目安に、粘り強く交渉しましょう。
両替のベストタイミングと方法
両替は、日本で全額を済ませるよりも、現地で少しずつ両替する方が有利です。韓国の両替所は、日本と比べて手数料が安いのが特徴。特に、明洞や東大門などの観光地には、レートの良い両替所がたくさんあります。
ただし、空港の両替所は手数料が高いので避けましょう。また、クレジットカードが使える場所では、積極的にカードを使うのもおすすめ。海外旅行保険が付帯しているカードなら、保険料の節約にもなります。
韓国旅行の予算外費用に要注意
Wi-Fiを使用していると、知らず知らずのうちに高額な請求が来ることがあります。韓国では、多くのカフェやレストランで無料Wi-Fiが利用できますが、セキュリティの観点から注意が必要です。個人情報を守るためにも、重要な情報のやり取りは避けましょう。
また、買い物時の注意点として、韓国の免税店では、一定金額以上の購入で免税になりますが、空港での手続きが必要です。手続きを忘れると、せっかくの免税が適用されないこともあるので、注意が必要です。
さらに、韓国の観光地では、写真撮影に料金がかかる場所もあります。特に、伝統衣装を着用して撮影する場合は、追加料金が必要なことがあります。事前に料金を確認しておくと、予想外の出費を避けられます。
旅行保険は必要？費用対効果を考える
海外旅行保険は、万が一の事態に備えるために重要です。韓国は医療費が高額なため、特に注意が必要です。例えば、急な腹痛で病院に行くだけでも、数万円かかることがあります。
保険料は、旅行期間や補償内容によって異なりますが、2泊3日の韓国旅行であれば、3,000円から5,000円程度で加入できます。クレジットカードに付帯している海外旅行保険もありますが、補償内容が十分かどうか確認しましょう。
保険に加入するかどうかは、個人の判断によりますが、費用対効果を考えると、加入しておくことをおすすめします。特に、アクティビティを楽しむ予定がある場合や、持病がある方は、必ず加入しておきましょう。
まとめ：韓国2泊3日を楽しむコツは事前の計画と柔軟な対応
韓国2泊3日の旅行は、6万円から10万円程度で十分楽しめます。ただし、旅行スタイルによって費用は大きく変わるので、自分に合った予算設定が大切です。
事前の計画が重要ですが、同時に現地での柔軟な対応も忘れずに。例えば、予定していたレストランが休業していた場合に備えて、代替案を用意しておくといいでしょう。
また、韓国の物価は変動が激しいので、最新情報をチェックすることも大切です。為替レートにも注意を払い、両替のタイミングを見計らうことで、より効率的に予算を使えます。
最後に、旅行中は予算を気にしすぎず、韓国の文化や食事を存分に楽しんでください。思い出に残る素敵な韓国旅行になることを願っています。
