韓国の音楽シーンで注目を集める若手ラッパー、BIG Naughty（ビッグノーティ）こと、ソドンヒョン。10代でデビューし、その才能で多くのファンを魅了しています。彼の魅力や音楽性、そして驚くべき経歴を詳しく見ていきましょう。
BIG Naughtyって何者？基本プロフィールを押さえよう
意外と若い！BIG Naughtyの生年月日と年齢
BIG Naughty、本名ソドンヒョンは2003年6月2日生まれの21歳。まだまだ若いのに、その音楽性は大人顔負け。10代でデビューしたとは思えないほどの実力の持ち主です。
本名はソドンヒョン？気になる由来
BIG Naughtyという名前、実はちょっとした反骨精神から生まれたんです。多くのラッパーが「lil（リル）」という接頭辞を使うのに対して、あえて「BIG」を選んだそう。「小さい」のが嫌だったんでしょうね。そして「Naughty」は「いたずらっ子」の意味。音楽に対しては真剣だけど、ちょっとやんちゃな一面もあるということかもしれません。
H1GHR MUSICに所属！レーベルの特徴は？
BIG Naughtyが所属するH1GHR MUSICは、元2PMのリーダー、JayParkことパクジェボムが立ち上げたレーベル。韓国のヒップホップシーンをリードする存在です。pH-1やGroovyRoomなど、実力派アーティストが揃っています。このレーベルに所属しているということ自体が、BIG Naughtyの実力の証と言えるでしょう。
音楽スタイルの秘密に迫る
シンギングラップの魅力とは？
BIG Naughtyの特徴といえば、シンギングラップ。ラップなのに歌っているような、歌なのにラップしているような、そんな独特のスタイルです。彼の声は透明感があり、きれいな音色。ラップが苦手な人でも聴きやすいと評判です。
R&Bテイストとハードコアラップの使い分け
BIG Naughtyの音楽は、R&Bテイストの柔らかい曲調からハードコアなラップまで、幅広いスタイルを持っています。状況や気分に合わせて、自在に使い分けているんです。この多様性が、彼の音楽の奥深さを生み出しています。
作詞作曲の才能！自作曲の特徴
BIG Naughtyは作詞作曲も手がけています。彼の歌詞は、等身大の若者の気持ちを素直に表現したものが多い。でも、時には大人びた恋愛観や人生観も垣間見えます。自分の経験や感情を率直に歌にする、そんな姿勢が若い世代の共感を呼んでいるのかもしれません。
デビューまでの道のり
SHOW ME THE MONEY 8での衝撃的パフォーマンス
BIG Naughtyが一躍注目を集めたのは、韓国の人気オーディション番組「SHOW ME THE MONEY 8」でのこと。当時まだ高校生だった彼が、プロのラッパーたちと互角以上の戦いを見せたんです。その姿は多くの視聴者の心を掴み、一気にスターダムへの道を開きました。
現役高校生ラッパーとしてのデビュー
「SHOW ME THE MONEY 8」で3位という好成績を収めたBIG Naughty。番組終了後すぐに、H1GHR MUSICと契約を結びました。まだ高校生だったんです。学業との両立は大変だったでしょうね。でも、その若さゆえの新鮮さと勢いが、デビュー当時から多くのファンを魅了しました。
急成長の秘訣は？
BIG Naughtyの急成長の秘訣は、何と言っても努力と才能のバランス。中学2年生の頃から音楽活動を始め、友人たちに曲を聴いてもらっていたそう。その積み重ねが、若くしてプロデビューを果たす原動力になったのでしょう。また、H1GHR MUSICという恵まれた環境で、先輩アーティストたちから多くを学べたことも大きいはず。
注目の楽曲をピックアップ
「Vancouver」シリーズの魅力
BIG Naughtyの代表曲と言えば、「Vancouver」シリーズ。特に最初の「Vancouver」は、彼の魅力が詰まった一曲です。初恋の相手への想いを歌ったこの曲、実はその後の展開があるんです。なんと、この曲を聴いた相手が連絡をしてきて、実際に恋人同士になったとか。音楽の力ってすごいですね。
その後、「Vancouver 2」も発表されました。同じ恋人への想いを歌った続編です。遠距離恋愛の苦しさや、それでも変わらない気持ちが綴られています。リスナーの心に深く響く、そんな曲になっています。
コラボ曲で見せる新たな一面
BIG Naughtyは様々なアーティストとコラボレーションを行っています。例えば、歌手の10cmとのコラボ曲「Just 10 centimeters」。この曲では、BIG Naughtyのラップと10cmの歌声が絶妙にマッチしています。また、日本のアーティストimaseとのコラボ「NIGHT DANCER (BIG Naughty Remix)」も話題になりました。
これらのコラボ曲を通じて、BIG Naughtyは自身の音楽性をさらに広げています。他のアーティストとの化学反応が、新たな魅力を生み出しているんです。
最新アルバムの聴きどころ
2023年2月にリリースされた最新アルバム「Hopeless Romantic」は、BIG Naughtyの成長を感じさせる作品です。タイトル曲「One Last Poem」では、音楽への想いを詩的に表現しています。「僕にとって音楽は海を渡って送る切手なしの手紙」という歌詞が印象的です。
このアルバムでは、恋愛だけでなく、アーティストとしての自身の姿勢や、音楽への想いなど、より深いテーマにも挑戦しています。若いながらも、着実に成長を続けるBIG Naughtyの姿がよく表れた一枚と言えるでしょう。
BIG Naughtyの魅力まとめ
若さと才能の融合
BIG Naughtyの最大の魅力は、若さと才能が見事に融合している点です。まだ20代前半にも関わらず、プロフェッショナルな音楽性を持っています。その若さゆえの瑞々しい感性と、プロとしての技術が絶妙なバランスを保っているんです。
多彩な音楽性が光る
シンギングラップを得意とするBIG Naughtyですが、その音楽性は決して一つのジャンルに留まりません。R&B調の柔らかい曲から、ハードなヒップホップまで、幅広いスタイルを自在に操ります。この多彩さが、彼の音楽をより魅力的なものにしています。
これからの活躍に期待
デビューからまだ数年しか経っていないBIG Naughty。しかし、その実力と人気は既に確固たるものになっています。韓国国内だけでなく、日本を含む海外でも注目を集めつつあります。これからどんな音楽を聴かせてくれるのか、どんな成長を見せてくれるのか。BIG Naughtyの今後の活躍から、目が離せません。
まとめ
BIG Naughtyこと、ソドンヒョン。若さと才能を兼ね備えた彼の音楽は、多くのリスナーの心を掴んでいます。シンギングラップを中心とした独特のスタイル、等身大の歌詞、そして多彩な音楽性。これらが融合した彼の音楽は、韓国音楽シーンに新しい風を吹き込んでいます。これからの活躍にますます期待が高まります。
